稼ぐ人の「仕事のセンス」の見つけ方・磨き方・活かし方

稼ぐ人の仕事のセンスの磨き方

仕事のセンスを高めたい方へ。

「仕事のセンスがない。他人の受け売りやコピペではなく、独自のアイデアや発想ができる人材になりたい。どうしたらそんなアイデアが湧く想像力、創造力をミニけたれるんだろう?」

こういった疑問に答え、他人の受け売りではなく、付加価値のある働き方・ビジネスをして、収入アップできる仕事のセンスの見つけ方・磨き方・活かし方を紹介します。

目次

仕事のセンスの良い人は化学反応を起こす人

仕事のセンスがいい人は何かをインプットした時に感情が動き、アイディアがわいて、仕事に応用できる人のことです。

例えばwebデザイナーなら、流行っているお店を見ておしゃれだなと感じたら、ウェブサイトのデザインに応用できないか?と考え、 Web サイトを ブラッシュアップする人のことです。 つまり仕事のセンスは

  1. インプットした時に脳内や心の中で反応が起きる
  2. 脳内反応をアイディアに変えられる
  3. アイデアを実行する

この3ステップで成り立っています。脳内や心の中でたくさんの反応が起きれば起きるほど、アイデアもわき、人とは違うアイデアが湧き、付加価値の高いアウトプットが出来るようになります。

逆に言えば仕事のセンスがないと感じるときは、何かを見たり聞いたりした時、何も感じない、何もアイディアが思いつかない時です。

二十代半ばぐらいなら経験も少ないので、何も思いつかなくても仕方がないかもしれません。だからセンスのある人を徹底的に真似てスキルアップすればOKですが、それ以降は、誰かの受け売りではなく、独自のアイデアや切り口が求められます。

そのためにはまず、脳内反応が起きる体質作りがポイントです。

センスとは変換装置

では独自のアイデアや切り口がひらめくセンスとは一体何なのでしょうか? 一言でいえば、変換装置です。

例えば池上彰さん。池上さんの手にかかればなんでも分かりやすくなる。どんなに難しく複雑なものでも分かりやすく説明してくれる。これが池上彰さんのセンスです。

アップルを作ったジョブズで言えば、彼らの手にかかれば全てがおしゃれになる。洗練される。これがAppleのセンスです。

漫才師なら、どんなことでも面白おかしくできる。これが漫才師のセンスです。

この人の手にかかれば全てこうなると言われている人がセンスがある人。つまりセンスのある人は変換装置になれる人のことです。

自分の変換装置を自覚しているから、「自分ならもっと、わかりやすくできる」「自分ならもっと面白くできる」と思いつくわけです。

この変換装置のことを才能心理学ではコアコンセプト、著者の世界ではフィルターと呼んでいます。

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自分のセンスを見つけるということは、あなたの中にある変換装置を見つけることです。

そしてセンスとは池上彰さんやジョブズのように才能の元となりブランドの元となるもの。あなたもセンスを磨けば価値を生み出せる人になることができます。

センスの見つけ方 脳内反応を観察する

では自分のセンスをどう見つければいいのでしょうか?

自分を客観視してどんな時、どんなこと脳内反応が起きるのか、心の反応が起きるのか観察することです。

池上さんのような人であれば、「この人の話わかりやすい」、「このチラシわかりやすい」、「この本は読みにくいな」、「この地図分かりにくい」、「この解説分かりにくい」などなど分かりやすいか・分かりにくいか、簡単か難しいかといったことが気になって気になって仕方がないはずです。

ジョブズのような人であれば洗練されているものや、おしゃれなものが目に飛び込んでくるでしょうし、逆に醜いもの、ダサいものを見ると本当にガッカリすると思います。

Amazon のジェフ・ベゾスのように効率重視であれば 結論の出ない無駄な会議、無駄な資料作成、付き合いだけの飲み会に辟易しているかもしれません。

脳内反応の第一ステップは自然な感情、気持ちなので、センスを見つけるのに大した努力は必要はありません。脳内や心の中で沸き起こる素直な感情や気持ちを観察しさえすれば、自分のセンスを見つけることができます。

自己肯定感も大切

この時大切になるのが自己肯定感。自分のセンスはあくまで自分の感覚や感情なので、自己肯定感が低いと、

「これわかりにくと思うのは、私の頭が悪いからかな・・・」

「私はオシャレだと感じるけど、みんなはそうでもなさそう。私のセンスが変なのも」

「無駄と感じるのは、忍耐力が足りないからかも」

など、自分のセンスを疑ってしまうからです。だから、この種の疑いに惑わされず、自分のセンスを見つけましょう。

仕事のセンスを磨くコツ

では、見つけたセンスをどう磨けばいいのでしょうか? 見つけたセンスがわかりやすさなら、徹底的にわかりやすさという自分のセンスにこだわって仕事をすることです。

例えば、

  • 資料を作るときは一目で理解できるくらいシンプルにする
  • 5分の説明を1分でできるようブラッシュアップする
  • 社内で最も説明がわかりやすい人材になる
  • 経営者なら業界で最もサービスや値段がわかりやすいwebやチラシを作る

そうすればセンスを磨いて強みに変えることができます。

自分のセンスが明確でないと、他人のセンスから学ぼうとしても、ものまねや受け売り、コピーで終わってしまい、すべてソコソコ、器用貧乏で終わるリスクがでてきます。一方で、自分のセンスを軸として持っていれば、他人のセンスから学び自分のセンスを高めやすくなります。

自分のセンスを「言語化」すれば情報収集能力も上がる

しかも、自分のセンスを言語化できればアンテナが立つようになります。たとえば”わかりやすさ”なら、「これはすごいシンプルだ」、「これはすごく分かりやすい」と情報が飛び込んでくるようになり、情報収集能力、学習スピードが飛躍的に上がります。

逆に、「これはすごく分かりにくい」、「ごちゃごちゃしてる」、「複雑すぎて分からない」など、シンプルでないものにも目が行くようになるので、わりやすさの成功事例・失敗事例というデータベースが蓄積されていきます。

わかりにくい、ごちゃごちゃしている、複雑すぎると感じる場所こそ、あなたが活躍できる場所。それを解決すれば、あなたの評価や収入は上がっていきます。

自分のセンスを活かして「ビジネスチャンス」を手に入れる方法

特に、「これはこういうものだ」と多くの人が持っている無意識の思い込みを自分のセンスを活かして覆すことができれば、大きなビジネスチャンスを手に入れることができます。

例えばiPhoneが売れた理由の1つは操作性のシンプルさ、わかりやすさにあります。iPhone が出るまでは、家電製品には分厚い説明書が付いていましたが量が多く、複雑すぎて誰も読みませんでした。それでも、「家電とはそういうものだ」とみんな思っていたので、取り扱い説明書を作り続けていたのです。

けれど iPhone は操作性をシンプルにすることで、説明書をなくしてしまいました。

磨くセンスを一つ決め、徹底的に磨きあげればあなたの武器になります。才能開花は集中投資、一点突破なので、まずはこのセンスを磨きあげようと一つ決めましょう。 そこがあなたの勝負所です。

自分のセンスを見つけるメモ術

最後に自分のセンスを見つけるための簡単な方法を紹介しましょう。それは脳内反応をすべて箇条書きでメモることです。10個くらいメモれば、「結局、自分が気になるのはこれか」とわかるでしょう。

以前、東大、早慶目指す高校生が集まる塾のコンサルティングをしました。講師の個性や強みを明確化し、相性のよい生徒とマッチングさせたいという依頼でした。

講師の人たちに「生徒や業務内容で気になるのはどんなこと?」という質問をすると、ある講師は勉強の方法がわからないだけで伸び悩んでいる生徒が気になると言っていました。

ある講師は出題パターンを予測して当たり、問題の意図を予測して答えを当てるのが好きだと言っていました。仕事でいえばマーケティングなどの戦略立案。仮説検証に向いているでしょう。

ある講師は、この順番で問題を解いていけば必ず伸びるというカリキュラム作り。成長するプロセス設計に興味があると言っていました。中高のテニスサークルでも後輩に教えるのが好きだったと言っていました。

人ぞれぞれ興味がある分野は違いますし、無意識にしていることなので、意識を向けないとなかなか自覚できませんが、脳内反応をメモしていけば、あなたのセンスが何に反応するのかが見えてきます。

気づいたあとは、集中的に使えばいい。そうすれば、仕事のセンスやスキル磨きのスピードを格段に上げることができ、必ず強みになるので、ぜひやってみてください。

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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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