ジェーン・アンドレイカという方をご存知ですか?
彼女は二人の天才を育てたお母さん。二人ともインテルの国際学生科学フェアで優勝、入賞するなど、天才を育てた母親として注目された人です。一人は15歳でがんの早期発見を発明して有名になったジャック・アンドレイカ君なのでご存知かもしれません。
今回は彼女の話から自分の才能を育てる2つのコツを紹介します。
結果ではなく努力を褒める
才能は開花するもの。つまりあなたの可能性です。
まだ開花していないなら、満足のいく結果が出ないのも当然です。
これから開花していくことを考えるなら、褒めるべきは結果より、結果にむかって努力しているプロセスですよね。
なので、今日の工夫や努力を褒める。
昨日より上手にできたことを褒める。
1日1つ改善できれば、1年後の大きな成長につながります。
「今日は新たな気づきがあった!」
「今日はこれができた!」
「昨日より早くできるようになった!」
成長を楽しむマインドができれば、毎日オートマチックに成長していきます。
仕事をしていると、ついつい結果に目が向きがちですが、昨日より今日の成長に目を向けることが才能を育てるコツです。
成長というと「できたこと」と捉えがちですが、「できなかったこと」、つまり失敗も成長の1プロセス。うまくいかなかった原因がわかれば、次の成長に繋げることができます。それにプロセスの向上に目を向ける方がモチベーションも上がり成長の実感も湧いてきます。
才能を育てるなら、あなたが努力しているプロセスを褒めましょう。
身の回りの問題に目を向ける
才能を伸ばす一番の効果的な方法は「才能を活かす」こと。セミナーを受講するだけではなく、学んだ知識やノウハウを使う方がスキルアップするのと同じです。
では、才能を活かすにはどうすればいいのか?
問題を見つけて解決すればいいのです。
問題解決に才能を活かすメリットは2つあります。
1)才能が伸びること
2)チャンスを見つける目を養えること
ビジネスや仕事は誰かの困りごとを解決することです。
そのお礼にお金をいただく。
身の回りで問題を見つけ、「こうすれば解決できるんじゃないか?」と自分の頭で考えて解決できれば、才能が伸びるだけではなく、仕事を作り出すこともできます。ゼロからお金を生み出す力があれば、お金の不安も解消します。
才能があるのに利益や収入に結びつかないのは、問題(誰かの困りごと)に才能を結びつけられていないから。それができれば、才能をお金に変えることができます。
問題解決は、はじめからうまくいくことはありません。
何十個ものアイデアを試してはじめて、解決策に辿り着くのが普通でしょう。
そのトライ&エラーの数だけ、あなたの才能も磨かれます。私も才能心理学や才能プロファイリングを完成させるのに、何度もトライ&エラーを繰り返しました。ここでも「結果ではなく努力を褒める精神」が鍵になります。
自分の才能を育てるためのこの2つのコツをぜひ取り入れてください。
そうすれば今年の年末には「成長した自分」に出会えますよ。