こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。今回は質問をいただいたので、才能心理学Q&Aをお届けします。
患者さんでも、生徒でも、社員でも、子供でも、才能プロファイリングを身につければ、相手の才能やコア・コンセプトを見つけられるようになります。
ホームページでは3つの質問による才能プロファイリングを紹介していますが、3つの質問をしなくても相手の会話の中からコア・コンセプや才能を見つけることができます。それは『才能の痕跡』は会話の端々に出てくるからです。
たとえば、私は才能開花の研究のために色々な方にインタビューをします。セミナーやコンサルティングではないので、インタビューの時は3つの質問はせず、自然な会話から入ります。
そして相手の話に出てくる『才能の痕跡』を拾いながら、一人で才能プロファイリングを行い、彼らの成功の秘訣・才能開花の秘訣を引き出します。
今まで最短事例は1分です。
その方がはじめに数分の自己紹介をしてくださったのですが、1分経った頃には、私の中で才能プロファイリングはできていました。はじめの1分間の中に、必要な情報が全て入っていたからです。
もちろん私の判断があっているかどうか確認する必要があるので、その後の会話で、才能プロファイリングの結果が正しいかどうかを相手に聞きながら確認はします。
3つの質問は才能プロファイリングをしやすいように作った質問ですが、相手が自分から話してくれれば、わざわざ質問する必要はありません。
3つの質問でなくても必要な情報を得られる質問をすれば、才能プロファイリングを行い、コア・コンセプトを見つけることもできます。
大切なのは、
- 才能を見つける着眼点
- 才能プロファイリングの理論
をマスターし、使えるようになること。
『才能プロファリイング的思考』を身につければ、3つの質問からでも、会話からでも、コア・コンセプや才能を見つけられるようになるからです。
最後に「即座に判断できるのか?」という質問ですが、これは才能プロファイラーの経験と実力に影響されます。
才能プロファイラー養成講座は5ヶ月間の集中トレーニング講座なので、5ヶ月後に私と同じスピードで才能プロファイリングを行うのは難しいと思います。
卒業生の例でいえば、課題をしっかりとこなした受講生は平均1−2時間でできるようになっています。中には15分くらいでできるようになった人もいます。
15分くらいでできる人には共通点があります。
1つは自分と似た境遇の人の才能プロファイリングをする場合です。同じ経験をしていると、相手のことも手に取るようにわかるので、それくらいの短時間でできるのです。
2つ目は「この人、友達のあの人に似てるな」と気づくようになった時。自分と似たタイプでなくても、相手のタイプがよくわかっているので、才能プロファイリングをスピーディーに行えるようになります。
才能開発の専門家という立場からいえば、大切なのはスピードよりも正確性です。コア・コンセプトや才能は、その人の一生を左右するほど大きなインパクトを持っているので、間違ったコア・コンセプトやズレたコア・コンセプトを押し付けないことがとても重要です。
才能プロファイラーにはこの点を踏まえながら、卒業後も日々、実践してもらっています。
才能プロファイラーの養成を行なっているのは、才能を見つける技術を持っている人が増えれば、才能に目覚める人も増えると思うから。才能溢れる世界は素敵だと思うからです。あなたもそう思うなら、学びにきてください。