才能の出発点

才能の出発点

こんにちは。

才能心理学協会 認定講師の上田博美です。

 

講師仲間がブログを書いていた、映画「さようなら」を観て来ました。

映画の中で才能の出発点につながるエピソードを見つけましたので、今回はそのことについてお伝えしたいと思います。

 

主人公のターニャが、「お父さんが竹の花を見たことがあって、あんまりきれいで感動して泣きそうになった」ことを話しているシーンがありました。

竹の花は、60~120年周期で咲くそうです。

そして、ターニャは、いつ花が咲くかわからないから、竹を見に行くようになったのです。

 

映画の中で、ターニャが友人のサノさんに誘われて自転車で外出し、竹林の側を通った時に赤いものを見つけて花かと思い、竹林の中に入って行くシーンがありました。

それは、ハンカチのようなものが竹に引っ掛かっていただけだったのですが、このシーンから、ターニャが竹の花が咲くのをずっと心待ちにしていたことがわかります。

ターニャは、お父さんから竹の花を見た時のことを聞いて、「私も竹の花を見て、お父さんみたいに感動したい!!」と思ったのでしょうね。

それが、ターニャにとって、心が動いた瞬間だったのです。

そして、ターニャは竹の花が咲くのを待ち続け、竹を見に行っていたのです。

 

あなたも、家族や友人から「楽しかった~」「面白かった!!」「感動した✨」という話を聞いて、同じ体験をしたいと思ったことはありませんか?

実は、それが才能の出発点なんです。

 

才能心理学では、「才能の出発点にあるのは感情」だと定義しています。

なぜなら、才能を手に入れた人の中には、自分が楽しいと感じること、好奇心が沸くこと、幸せを感じることを追求した人がたくさんいるからです。

 

例えば、写真家の星野道夫さんは、好奇心が沸くことを追及し、写真家としての才能を手に入れた人です。

 

星野さんは、子供の頃、お姉さんが北海道に憧れていて、北の地方の素晴らしさを何度も星野さんに話していました。

そのことが、星野さんが北方の自然に惹かれていく原点になりました。

星野さんは、中学生の時に、北海道について書いた本を探して読んだり、北の山に暮らすヒグマのことを考えたりしていました。

子供の頃好きだったシートンの本は北極平原を旅するものでした。

 

星野さんは、二十歳の時に、古書店でアラスカの写真集を発見しました。

その当時、アラスカに関する本はまだ少なく、この本は星野さんにとってバイブルになりました。

何度も何度も繰り返して見ているうちに、アラスカの西端、ベーリング海に面したエスキモーの村、シシュマレフ村を空撮した写真が星野さんの心を捉え、シシュマレフ村にどうしても行きたくなりました。

この写真が、星野さんの人生を変えるきっかけとなったのです。

そして、星野さんは、アラスカの雄大な自然とそこに暮らす人々の素晴らしさを多くの人に伝えたいという思いから、写真家としての才能を手に入れました。

 

あなたは、どんなことに心が動きますか?

才能を手に入れるために、思い出してみましょう。

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