心が折れるのはコア・コンセプトが間違っているから!?

こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。 メルマガ読者から質問をいただいたので、今回は才能心理学Q&Aをお届けします。

Q自分の感情で気づき、行動を起こして、結果が出ているが、 思ったより反応がよくない場合、心が折れそうになります。 こんな時は、コアコンセプトの見直しが必要でしょうか。 (Y.N.さん 女性)

実はこの質問、セミナー受講者からもよく聞かれます。努力をして結果は出た。けれど、予想していたほどの反響ではなかった。すると、誰だってガッカリしてしまうものです。 人によってはY.N.さんと同じように心が折れそうになるかもしれません。

ただ結論からいえば、これはコア・コンセプトが間違っているというより、感情マネジメントスキルの問題だと思います。感情マネジメントスキルが低いと、その場の空気や感情に流されやすくなります。

たとえば目標設定をしても、「今日は体調が悪いな~」、「仕事がうまくいかなくて気分が乗らない」といった一時的な感情に影響されて途中でやめてしまうからです。

一方で、感情マネジメントスキルが高い人は「今日は体調が悪くて気分が乗らない。なぜだろう?」と原因を考えたり、気分が乗らない時こそやって、気持ちを切り替えようとします。

才能を見つけた後、活かせる人と活かしきれない人がいますが、その大部分も感情マネジメントスキルの問題。練習では強いのに本番で力を発揮できないアスリートも、感情マネジメントスキルが低いといえます。

Y.N.さんの課題は失望感を受け止め、次の行動へのパワーに転換する感情マネジメントスキルを手に入れること。そのためには1つコツがあります。

「反応が良くないと、心が折れそうになる」のは期待があるからですよね。 つまり、Y.N.さんの場合は現実と期待ギャップを整える感情マネジメントがうまくいっていないのです。

「現実と期待」の関係には3パターンあります。

1)現実の結果 > 自分の期待
2)現実の結果 = 自分の期待
3)現実の結果 < 自分の期待

1)になると嬉しいかもしれませんが、ただ運が良かっただけの可能性もあります。「たまたまうまくいった」では自信にならないですし、人生はマラソンですから再現性のない人は一発屋で終わってしまうリスクがあります。

2)は自分の期待通り、予想通りの結果。
私は自信をつける第一歩は2を目指すことだと思います。2ができる人は、自分の実力を正確に理解し、目標を達成できるかどうかの見極めるができる人です。

自分のレベルよりも少し高い目標を設定し、着実にレベルアップをしていくのは2の人です。 自信をつける第一歩は「できる感」を育てること。高すぎる目標は失敗を招き、しなくていい挫折で自信を失うことにもなりかねません。「現実の結果=自分の期待」の範囲で目標設定し、トレーニングするのはとても重要です。

才能ディスカバリープログラムでは3回目に感情マネジメントの方法を教えます。それは「自信を育てる」のが成功の最大の秘訣だからです。

3)は、目標と自分の実力の見極めが失敗している時に起きる問題です。

失望感に襲われた時は、「現実の結果・目標設定・自分の実力」の見極めをし直した方がいいというメッセージ。このメッセージを受け取り、改善していけば必ずレベルアップしていきます。

成功するのは失敗から学べる人。ぜひ感情マネジメントスキルを伸ばし夢を実現してください!

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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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