数年前からハーバードなど、アメリカの一流大学で幸福の授業が人気になっています。 昨日の新聞にも「ハーバード日本史教室」という本の広告が掲載されていました。
「なぜ世界最高の知性は日本史から学ぶのか?」というメッセージとともに、
- 忠臣蔵に共感する学生たち
- 昭和天皇のモラルリーダーシップ
- ハーバードの教授が涙する被災地の物語
と書かれていました。日本的な思想がアメリカの一流大学で共感を得ているようです。
一般的に考えれば、優秀で将来も約束されたトップクラスの学生なら、幸福感で一杯なはず。 しかし、幸福の授業が大人気ということは、そんな学生たちも幸せになれると確信できていないことを表しています。
アメリカは日本以上に競争主義・成果主義ですが、それに囚われすぎると他人の評価に振り回され、自分の幸福を見失うこともあります。
幸福を感じる瞬間は色々ありますが、1つは誰かのために、何かのために自分を捧げた時。
- 仲間のために頑張った
- お客さんの期待に応えたくて寝ずに働いた
- 愛する人や子供のために尽くした
- 野球に没頭した
こういう瞬間は、心が幸福感で満たされるものです。
先ほどの3点、忠臣蔵、モラル、被災地の物語に共通するのも他者に自分を捧げることではないかと思います。 才
能開花した人は、他者評価のためではなく、自分をもっとも捧げたいこと、捧げたい人のために人生を使った人。
あなたは何に、誰に自分を捧げたいですか?
捧げたい物や人が見つかれば、幸福度も才能も伸びていきますよ。