何かモノを仕入れて売るような副業ではなく、あなたのスキルや実績を問われる副業であれば思うように稼げるようになるまで時間が必要です。未経験から取り組むプログラミング副業であれば、更に努力も根気も必要になり「どれだけ高いモチベーションが維持できるか」が鍵になります。
また、安定的に仕事が受注できるようになった先のことも大切です。どんな仕事でも続けていくうちに慣れが生じたり、課題に直面したりするもので、それ自体避けては通れません。何かある度に投げ出しているうちは、才能が開花する仕事にはなりません。
才能が開花する仕事とは、言い換えると「困難な状況に直面した時もそれを乗り越えていき、自分の楽しみや喜びへと転換していきながら、天職だと思える仕事に育てていく」ということです。
今回はプログラミング未経験・初心者など、副業から頑張ってみようかなと考えている方に向け、才能が開花する、つまり「困難を乗り越え、天職にする」プログラミング副業の始め方についてお話したいと思います。
あなたは「なぜ」プログラミング副業に興味をもったのでしょうか?
まず確認したいのはあなたがプログラミング副業に興味をもった理由、「動機」です。
次の①②のうち、あなたはどちらに当てはまるでしょうか?
①
「副業したい、稼ぎたい。でも何をしたらいいのか分からない」
↓
「とりあえず今だったらプログラミングか。」
↓
「何となく良さそうだ」
②
「世の中をこうしたい、自分はこうありたい」
↓
「その為に、自分は仕事を通じてどんなことをしていくと良いか?」
↓
「それをしていくには、プログラミングが出来るようになっておくことも必要だ」
いかがでしょうか?
大体の方は少なくとも①②のどちらかには当てはまると思います。中には「両方当てはまる」という方もいるかもしれません。
結論からお伝えすると「才能が開花するプログラミング副業」の観点で言えば、①だけ、②だけと、どちらか一方だけでは動機として不十分です。このどちらにも、必要な要素と不足している要素があるからです。
従って【あなたにとって①・②どちらからも動機があり、①・②の双方が重なるところで社会に貢献出来ると】プログラミング副業がやがてあなたの才能を開花させる仕事になり得ます。
以下、その理由を順番に解説していきますね。
【動機が①だけだった場合】の満たしている要素/不足している要素
- 『時代のニーズ』がキャッチ出来ている
- 『自分の心の声』とリンク出来ていない
もし①の思考回路でプログラミング副業に興味をもったとしても、それ自体悪いことではありません。
経済産業省の調査では、日本では2030年におよそ79万人のIT人材が不足するだろうと言われています。そんな中、IT技術は日々進化し続けていく見通しで、クラウド、IoT、ブロックチェーン、AI、ビッグデータ、VR(仮想現実)にAR(拡張現実)などどれをとっても今後益々伸びていくであろう領域ばかり。プログラミングの仕事の需要はかなりあるのです。
またプログラミングが出来るようになると、論理的思考力(ロジカルシンキング)が身に着き、問題解決能力が養われるとも言われていますね。そのような理由で、近年は小学校でもプログラミングの授業が導入されたことは、皆さんご存知かと思います。
つまり、もしあなたが「何となく良さそうだ」と漠然と思ったのだとしても、どこかに社会動向やトレンドなど『時代のニーズ』に対するセンサーが働いて、それをキャッチしているから「何となく良さそう」と感じるのではないでしょうか。
【動機が②だけだった場合】に後述しますが、私たち一人ひとりに『時代のニーズ』をかぎ分けるセンサーも必ず必要で、そこにあと少し不足しているのは、自分の『心の声』からくる動機です。
社会的ニーズが高いから仕事がありそうとか、人材不足だから稼げそうとか、今後伸びていく業界だから良さそうなどは、いずれも自分の外側にある理由です。
自分の内側からくる理由なしに「なんとなく良さそう」と選んだプログラミング副業で、未経験者や初心者が果たしてどれだけ楽しみながら出来るか、高いモチベーションでやり続けることが出来るか、少し考えみれば簡単に想像がつくと思います。
【動機が②だけだった場合】の満たしている要素/不足している要素
- 『自分の心の声』に従い、行動する準備が出来ている
- 『時代のニーズ』が合っていなければ、仕事としては成り立たない
「世の中をこうしたい、自分はこうありたい」
⇒「その為に、自分は仕事を通じてどうしていくと良いか?」
⇒⇒「それをしていくには、プログラミングが出来るようになっておくことも必要だ」
この思考回路で何か「これをやってみよう」と意思決定する人には、自分の内側から湧き出る理由、つまり『自分の心の声』があり、それに従い行動する準備が出来ています。
人は、自分がいま「なぜこれをするのか?」その理由がハッキリしていれば人一倍のエネルギーでこなせるものですし、困難に直面しても、その先に実現したい真の未来があれば簡単にはくじけません。
モチベーションとは何もないところ降って湧くものではなく、『自分の心の声』に従い、自分の楽しみや喜びに変え、夢中になったり没頭して取り組む中で湧き出るものです。
そしてこれも重要なのですが、では自分の内側の理由はハッキリしている状態なので、あとは「何をするか」を選択するかだけだという状況の際、どんなに自分が「〇〇がいい」と思ったとしても、それが『時代のニーズ』に合っていなければ仕事として成り立ちません。
つまり、折に触れ社会の動向や人々の関心事に触れる機会を持ち、自分の頭で判断をつけながら時代のニーズをかぎ分ける独自のセンサーを持つこともことも必ず必要になります。
才能を開花させる働きかたは、2つの「なぜ」が交わるところで社会に貢献すること
以上をまとめると、才能を開花させる働きかた(仕事の仕方)は、この2つの接点が重なるところで社会に貢献し、力を発揮し続けていくことです。
『自分の心の声』×『時代のニーズ』
プログラミング副業を検討しているあなたなら『時代のニーズ』の部分にはプログラミングを検討しているわけです。先述した社会背景から、これはなかなか良い視点ではないかと見えてきますね。
そして大切なのは『自分の心の声』。「あなたにとって、なぜ」プログラミングなのか。これに対する答えが自分のなかで明確になれば、これから頑張ろうとしているプログラミング副業にワクワクしませんか?
人は『自分の心の声』に従うとき、自然と楽しみや喜びを感じるように出来ています。プログラミングの仕事を意気揚々としている人に共通することは、勉強や仕事自体が「努力」とは感じられず、気が付いたら夢中になっていたと話します。
あなたにとっても、プログラミング副業が楽しく夢中になるものでしたら、やがて才能を開花させる仕事になることでしょう。
プログラミングはあくまでも手段、あなたが本当に叶えたいことは何でしょう?
「一所懸命勉強したし、徹夜しながら副業も頑張った。それである程度はプログラミングスキルも身に着いてきたし、仕事の実績も増えてきた。・・・で?この先どうするの?」
多くの皆さんはとにかく目下掲げた「稼ぐぞ!」という目標に対して一生懸命になるあまり、プログラミングスキルを身に付けることや、それで稼げるようになること自体を目的化してしまいます。
けれども大切なことは、その先も人生は続くよどこまでもなのです(人生100年時代と言われていますしね^^)。未経験・初心者のうちはそれでも頑張ることが出来るかもしれませんが、レベルアップしていくなかで望む収入も手に入るようになってきたら、その後はどうしたいのでしょうか?
つまり、人は稼ぎながらも自分がどこに向かっているのかを掴めていなければ、人生の迷子になり、迷走してしまうのです。
そこでやはり必要なのが『自分の心の声』
あなた自身、自分はどう在りたいと思っているのか。そんなことを考えてみたことがありますか?また周囲の大切な人や、ちょっとした外の世界に目を向けたとき、そこに暮らす人たちの暮らしがどうあったらいいなと思うのでしょうか?
そこにあなたの本当に叶えたいことがあります。
プログラミングスキルをつかってそんな心に思い描く世界をつくりあげる仕事こそが、本当の意味であなたがしていくべき仕事であり、プログラミングスキルはその世界をつくりあげるための手段でしかありません。
まとめ
これはプログラミングに限らず全ての仕事に共通して言えることでもありますが、自分の仕事を最高の仕事に育てるには、この3つのポイントを押えることが不可欠です。
- 自分の心の声を聞き、行動する
- 時代のニーズをキャッチする
- 2つの接点が重なるところで力を発揮し、社会に貢献していく
いかがでしょうか?
ここまでお読みくださった方は『自分の心の声』に気付いていますか?改めて考えてみたとき、すぐに思い浮かべられる方もいるでしょうし、「よく分からない」という方もいることでしょう。
未経験者・初心者の皆さんなら「未経験だけど副業で仕事があるかな、自分に出来るかな?」など、目先のことが気になるかもしれません。でもその前に、あなたにとってなぜプログラミングなのか、プログラミング副業を通じて自分がどうしたいのか、本当に大切なこちらについて今一度考えてみてください。
私たちが提供している才能プロファイリングのプログラムでは、自分一人では『自分の心の声』に気付けない方に向け、あなたの『心の声』を一緒に見つけていくお手伝いをしています。
これを読んで下さった皆さんには是非、私たちのサポートを必要としている、していないに関わらず、『自分の心の声』に合った時代のニーズを見つけ、そこで力を最大限に発揮して下さるといいなと私たちは心から願っております。