今回は、今の自分に満足していない人のために、自分を変える方法をご紹介します。今のままでは自信が持てない、もっと魅力的な人になりたいなど、自分を変えたいと願っている方も多いでしょう。自分自身の内面を含めた姿に納得できていないと、どこか不安定な気持ちになることもあります。ちょっとした日々の努力の積み重ねが、あなたをもっと素敵な人へと導いてくれるはずです。
自分を変えるための4つのステップ
自分を変えるためには、これから紹介する4つのステップを順にクリアしていくことが重要です。ひとつひとつの積み重ねによって、今までよりも魅力的な自分へ生まれ変わることができるでしょう。
どう変わりたいのかを決める
なんとなく変わりたいと思っているだけだと、何をどうがんばって変えれば良いのかをうまく見出せず、結局変われないままズルズルと過ごしてしまうケースがあります。そのため、まずは自分がどんなふうに変わりたいのかを明確にしましょう。
例えば、「知識が豊富でどんな質問にも答えられるような人になりたい」「周囲の人たちと上手にコミュニケーションが取れるようになりたい」など、自分がどんな人になりたいのかを具体的にピックアップし、整理してみてください。
自分のなかでどんなふうに変わりたいのかがはっきりわからないときには、まずは変わりたいと思ったきっかけを思い返してみるのもひとつの方法です。「仕事でいまいち活躍できず、やきもきしている自分に嫌気が差したから」という理由で変わりたいと思ったのなら、「行動力を兼ね備えた仕事ができる人になりたい」といったように、おのずとどんなふうに変わりたいか見えてくるでしょう。
また、憧れの人を思い出して、その人のどんな点が素敵だと感じたのか考えるのも、変わりたいイメージの答えを見つける手段のひとつです。
変わるための行動の計画を立てる
次に、変わるためにどんな行動を起こせば良いのか、計画を立てましょう。しっかり計画を立てることで、一度宣言したことは貫き通すという「一貫性の原理」が働き、実行率がグッと高まります。
例えば、「半年で5キロ痩せる」と自分を変えるために決めたら、間食は週に1回、毎日運動を30分行うといったように、決めた目標にたどり着くための具体的な内容を決めて実行しましょう。
変わるための期限を設ける
計画を立て終えたら、いつまでに変わりたいのか、その期限を設定することも大切です。期限なしで目標を達成しようとした場合、ついつい怠けてせっかく立てた計画がスムーズに実行できない可能性があります。確実に、そしてモチベーションをアップさせるためにも「いつまでに変わるのか」を明確にしましょう。
「1年後に資格試験を受けて合格する」「半年後までに5㎏痩せる」などの長期的な目標は、モチベーションの維持が大変なこともあるでしょう。せっかく立てた目標を途中であきらめたり挫折したりしないように、「今月は○○の勉強をする」「まずは1か月で1kｇ減らす」などと短期的な目標を掲げると、より成功しやすくなります。
変わった後に何がしたいのか、を具体的に思い描く
ただ漠然と変わりたい自分に向かって努力するだけでは、モチベーションがあがりきらず、やる気にかけてしまうこともあります。
「資格を取得したら新たな仕事にチャレンジしてみる」「痩せたら憧れのブランドで洋服を買う」といったように、自分を変えられたら何をしたいか具体的に思い描くことで、楽しみが増え、よりやる気がみなぎってくるでしょう。
今すぐ実践できる！自分を変える方法
自分を変えたいとき、具体的にはどんな行動を起こせば良いのかをご紹介しましょう。ちょっとした努力と勇気があれば、誰でも気軽にトライできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。
外見をイメチェンする
自分を変えるためにできることとして代表的な方法は、イメチェンすること。髪型を変えたり、メイクやファッションの雰囲気を変えたりと、外見のイメージを変えることで、今までとはガラッと雰囲気が違う自分になれるはずです。イメチェンすることで気持ちが一新し、自信につながるかもしれません。
自分自身に対する見方を変える
変わりたいと思っている自分の姿を、まずは鏡に映して客観的に見てみましょう。鏡に映った自分を他人だと思って、第3者目線で見つめなおしてみてください。
鏡に映ったその人は、どんな顔をしているでしょうか。自信がなさそう、不安げな顔をしているなど、いつもは気がつかなかった自分の一面を発見できるかもしれません。マイナスなオーラを持った自分には、プラスの言葉を使って励ましてあげましょう。
このように、自分を客観視することで、良いところや悪いところが明確になってくるはずです。すると、徐々にどんなところを改善するべきか見えてくるため、自分を変えるきっかけを見つけることができるでしょう。
付き合っていく人を変える
いつも一緒にいる人からの影響は大きいもの。周囲の人たちが勉強好きなら一緒に勉強する機会が増えたり、美意識が高い人とは美容について語り合ったりと、自分も同じような行動、知識を身につけるケースが多くあります。そのため、自分が理想とする人たちと付き合うことで、自然と目標に近づける行動を起こすことができるでしょう。
経営に関する知識を深めたいなら実際に経営している実業家と、ダイエットしてキレイな自分になりたいならスリムでキレイな人、といったように、自分が素敵だと感じる人とつながりを持つことが大切。交流することで良い影響を受け、自分を変えるきっかけをつかむことができるでしょう。
行動を変える
自分自身の性格を変えるのはなかなか難しいですが、行動を変えるのは意外と簡単です。前向きな気持ちになりたい人は、早寝早起きを心がけましょう。いつもより早く寝て早く起き、太陽の光を浴びることで、セロトニンと呼ばれる幸福を感じるホルモンが活性化します。セロトニンの影響もあり、いつもよりポジティブな自分になれるはずです。
また、憧れの人の言動をマネして、いつもとはちょっと違った自分になってみるのもおすすめ。他にも、思い描いたことを後回しにせず、即行動するのも良いでしょう。このように、実際に行動に移すことで、今までとは少し違った自分になれるはずです。
あれこれ考えて足踏みしているだけでは、変わることはできません。まずはできそうなことを見つけて、いつもとは違う行動をしてみてください。
自分を変える方法は習慣化することが大切
自分を変えることは、その場しのぎの行動では達成できません。自分を変える方法をしっかり習慣化させることが成功のポイントです。ここでは、自分を変える方法を習慣化させるコツをご紹介します。
目標を紙に書いて見えるところに貼る
変わりたい自分になるためには、具体的な目標を立てることが必要不可欠です。自分が立てた目標に向かって前に進めるよう、その目標を紙に書いて見えるところに貼っておきましょう。目標が書かれた紙が視界に入ることで自然とやるべきことが意識づけでき、やる気アップにもつながります。
目標や期限を周囲の人に宣言する
自分だけで目標や期限を決めて行動に移しても、どうしても決意が緩んでしまいそうな場合は、家族や友人など周囲の人に自分の目標を宣言しましょう。自分だけでなく、周囲の人に目標を打ち明けることで、一貫性の原理が働いたり、周りの人たちがサポートしてくれたりと、メリットが多くあります。
いつまでにどんなふうに変わりたいのか、具体的な目標を周囲の人に宣言して、有言実行を目指しましょう。
1日単位で「行動した自分」のことを褒めてあげる
自分を変えるには、毎日少しずつ努力を積み重ねることが大切です。そんな日々のちょっとした努力を、1日単位で褒めることで、モチベーションがアップします。「30分運動した今日の自分はえらい」などと、ポジティブな気持ちになれる言葉を自分自身に言ってあげてください。
自分を褒めることで、その日1日、何をがんばったか振り返ることもできるため、できなかった部分も同時に見出せるでしょう。できなかったことを発見できれば、次に何をすれば良いのか、新たな課題が自然と見つかるので、行動に移しやすくなります。
励まされる映画や音楽でモチベーションをあげる
映画や音楽は、心を動かすツールのひとつ。自分を変えたいと思っているときには、元気がでる映画や、励ましの歌詞が含まれる音楽などを観たり聴いたりして、モチベーションアップを図りましょう。ときに、映画や音楽のなかから、自分を変えるためのヒントが見つかることもあります。
また、素敵な映画や音楽に触れることで心が癒やされることもあるため、変わろうとがんばっている自分へのちょっとしたご褒美にもぴったりです。
まとめ
一見難しそうに感じる「自分を変えること」は、実は意外と簡単です。具体的にどんな自分になりたいのかを思い描いたら、達成するための具体的な目標を掲げましょう。毎日のちょっとした積み重ねで、ガラリと違う自分に変身できるはずです。今回紹介した自分を変える方法をしっかりと実践に移して、一歩一歩確実に前に進んでいきましょう。
