ビジネスに活用できる心理学NLPとは?勉強方法も紹介!

NLP

この記事では、ビジネスにも活用可能な心理学NLPを習得するメリットや活用する方法、学び方について解説していきます。

NLPを習得すると「職場などの人間関係が良好になる」「コミュニケーションスキルが向上する」などの効果があるため、近年幅広い年齢の会社員や経営者、コンサルタントなどの職業の方も学びを深めています。

これからNLPを習得していきたい、NLPに興味があるという方は、ぜひご一読ください。

目次

NLPとは?

NLPとは、「Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)」と呼ばれる心理学です。NLPを習得すると自分の思考や感情、行動がコントロールできるようになり、他者への影響力が高まるなどの効果をもたらします。

NLPの発祥はアメリカで、1970年代にカリフォルニア大学の言語学の助教授であるジョン・グリンダーと、同大学の生徒で数学者だったリチャード・バンドラーが研究をスタートさせました。

もともとはセラピー(心理療法)で使うことを目的に、当時天才セラピストと称された3人の「言葉の使い方」や「無意識の活用法」、「非言語(ノンバーバル)の使い方」を分析・体系化することで、誰にでも活用できる方法へとまとめた心理学でした。

しかし、NLPを習得し利用した誰もが同じように高い効果を発揮させたことから、セラピー以外の分野でも活用しようとする継承者が続々とあらわれ始めます。

その結果さまざまな分野へと広がっていき、現在ではビジネスや教育分野、医療など幅広いシーンで活用されるようになりました。 近年日本でもNLPを習得しようとする人は増加傾向で、20代~60代の経営者・会社員・コンサルタント・弁護士・医師・看護師など幅広い職業の方が取り入れています。

NLPを学ぶメリット

NLPは、脳の取り扱い説明書と呼ばれるほど人間の脳の仕組みを的確に読み解く方法を確立しています。ここでは、そんなNLPを学ぶとどのようなメリットがあるかについて解説していきましょう。

悩みの効果的な解決法が身につく

NLPを学ぶメリットの1つは「悩みの効果的な解決法を身につけられること」です。人が記憶を残すときには、視覚や聴覚、味覚などの五感を使って認識し、言葉などで意味づけします。

そのため、ある程度年齢を重ねていくと考え方や反応の仕方には一定のパターンが構築されます。このパターン化された反応をNLPでは「プログラミング」と呼んでおり、一度構築されると結果の良し悪しに関わらず条件反応しやすいため、同様の悩みや失敗が起こりやすくなります。

そこでNLPでは、人の思考や行動、感情をコントロールする方法や悩んでいる状況を正しく把握する方法などを習得できます。自分の脳の動きへの理解を深めることで、悩みの効果的な解決へとつなげることを目指していきます。

NLPは、自分についてだけでなく他者の悩みや問題を解決する方法も習得していくため、仕事の同僚や部下などに悩み相談をされたときにも役立つでしょう。

コミュニケーションスキルがアップする

「コミュニケーションスキルが向上すること」も、NLPを学ぶメリットです。NLPでは、短い期間で他者との信頼関係を築く方法や相手の本音を引き出す方法、自分の存在感を高めていく方法などを習得していきます。

コミュニケーションの基本は相手を理解することであり、NLPでは人の心の動きを学んでいくため他者理解のスキルがアップします。

また自分の伝えたいことが相手に正しく伝わることも大切なコミュニケーションスキルであり、他者への理解を深めるとともに自分の思考も分析していくNLPを学べば、相手の誤解を招かない伝え方をすることができるようになるでしょう。

人間の深層心理が理解できる

NLPを学んでいくメリットには「人間の深層心理を理解できるスキルが身につくこと」もあります。NLPを習得すると人の深層心理の原理や原則が理解できるようになり、自分や他者が本当に望んでいることが分かるため、よりスムーズな対話が可能です。

また、トラウマやコンプレックスなどを解消へと導くこともできるため、本来の能力が発揮しやすくなります。人生における方向性の決定や目標達成の手法を決定する場面でもNLPは役立つでしょう。

NLPは仕事にどう活用できる?

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NLPで学んだことは、仕事にも活用していくことができます。ここでは、NLPで習得したスキルが実際の仕事の場面でどのように活用できるかについて解説していきましょう。

人間関係が円滑になる

NLPで学んだスキルは、仕事をしていく上でも重要な人間関係が円滑にする効果を発揮します。人間関係が良好であれば、次のようなメリットが感じられるでしょう。

  • 離職率が下がる
  • 業務パフォーマンスの質が上がる

人間関係を良好に保つためにはコミュニケーションを円滑に行うことが欠かせませんが、NLPで学んだ方法を活用すれば、上司と部下や職場全体の人間関係を良好にすることが可能です。

プレゼン能力がアップする

NLPでは、プレゼン能力の向上に必要な次の3つの力を養うことができます。

  1. 交渉と説得を戦略的に行う力
  2. 人を動かす天才がもちいるNLP言語を使う力
  3. 自分の存在感と影響力を高める力

プレゼンテーションは、上手く話すだけでなく、相手を説得するような要素を取り入れて臨むことが大切です。こうした要素を取り入れなかった場合、商品や企画の魅力を適切に伝えられなかったり、記憶に残らないプレゼンテーションとなってしまったりと上手くいかない可能性が高まるでしょう。NLPでは、プレゼンテーションにも効果的なスキルを向上させていくことが可能です。

リーダーシップが発揮できる

リーダーシップを発揮するときには、次の3つが重要だと考えられています。

  1. 明確に目標設定をすること
  2. 目標達成のプロセスを決めること
  3. メンバーに適切な動機付けを行うこと

3つの中でも難しいと考えられているのが「メンバーに適切な動機付けを行うこと」です。NLPでは、短期間で相手との信頼関係を築く方法や話を聞く手法を学んでいくため、動機付けの場面でも適した行動をとることができます。その結果、メンバーのパフォーマンスの質が高まり、チームを良い方向性へと導くリーダーシップを発揮することが可能です。

NLPの学び方

NLPを学ぶ方法は、主に2つに分けられます。ここでは、NLPの学び方について解説していきましょう。

講座やセミナーに参加する

NLPは、講座やセミナーに参加して学ぶことが可能です。講座やセミナーに参加すると、学んだ内容をその場でロールプレイングしてみたり体感できたりと、五感を通して理解を深めることができるでしょう。

また、分からない箇所があれば講師に直接質問できることができ、受講後には同期の仲間とフォローアップし合える関係性が構築できることも講座やセミナーに参加するメリットです。

一方で、講座やセミナーに参加する場合は、費用と時間がかかることもあります。費用を抑えて学びたい人や講座の開催日程に合わせてスケジュールを調整することが難しい人は受講までのハードルが高くなりやすいでしょう。

しかし、NLPは1度習得できれば生涯活用できるスキルであるため、費用対効果のバランスをどのようにとらえるかは人それぞれです。

また時間については、参加する講座やセミナーによっては指定された別日への振替が可能な補講制度を利用できることがあります。スケジュールとの兼ね合いで悩む場合には、同制度がある講座やセミナーを探してみましょう。

書籍などを使って独学で勉強する

NLPは、書籍などを使って独学で学んでいくことも可能です。書籍での独学は、講座やセミナーに参加するよりも費用を抑えながらNLPを習得できることがメリットに挙げられます。自分の学習ペースで進めることができ、たくさんの書籍に触れることができれば豊富な知識を得ることができるでしょう。

一方で、知識を得るだけでなく実際に体感することでNLPは使えるスキルへと変化していきます。そのため、NLPを頭で理解したら、できるだけ実践の場でその手法を試していくことも大切です。書籍はあくまでNLPの入り口ととらえておき、実践の場面は別に準備しておくと良いでしょう。

まとめ

NLPは、かつてセラピーで使うことを目的に研究・体系化された心理学ですが、その効果や再現性の高さから現在はさまざまな分野で活用されています。

ビジネスの分野でも活用することができ、職場の人間関係を良好にする効果やコミュニケーションスキルの向上、リーダーシップを発揮する場面でも役立ちます。気になった方は、体験講座やセミナーに参加することから情報収集を始めてみると良いでしょう。


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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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