こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
私がはじめて「好きなことを仕事にする」という言葉を目にしたのは2000年頃。リクルートの雑誌『好きを仕事にする本』 を見た時です。昔から好きなことを仕事にしてきたので、このタイトルが目に留まったのを覚えています。
好きなことを仕事にした方がいい理由は5つあります。
- モチベーションが上がる
- 続けるので、才能が磨かれる
- 人材価値が高くなる
- 収入が増える
- 人生が豊かになる
好きなことを仕事にした人はやめないので、結果的に収入があがり人生も豊かになります。
以前、ベストセラー作家の中谷さんが面白いことを言っていました。
「だって本を書くのが好きだから作家になってるわけだから、書くのが嫌なら、作家をやめた方がいいんじゃないかな」
「僕はゴーストライターになってでも書きたいですよ」
3000本安打を達成したイチロー選手も好きな野球をやり続けるからこそ、多くの人のハートを掴み評価やお金を得ています。
2000年当時と今では大きな違いもあります。人工知能の進化です。いずれ、今私たちがやっている仕事のほとんどは人工知能が代わりにするようになります。仕事をしなくてよくなれば時間が空きます。フルタイムで働いていれば最低8時間は空くでしょう。
寿命も延びる未来、私たちが持つ課題はおそらくお金ではなく、「あり余った時間を何に使えばいいのか?」になると思います。やりたいことを躊躇していたり、やりたいことがない人ほど、時間の使い方に悩むのがこれからくる未来。時間のデフレ現象が起き、時間難民が増えるかもしれません。
そう考えると好きなことを仕事にするに限らず、もっと大きな意味で「好きなことに時間を使う」ライフスタイルへの転換期だと思います。
好きなことに使う時間を増やす。
その時間の積み重ねから才能開花する。
その時間を自分にとっても、相手にとっても豊かに使える人が経済的にも精神的にも豊かになる。そんな時代が来ようとしています。