取材する時の最初の質問

こんにちは。才能心理学認定講師&ニッチなロングセラー作家の川越満(かわごえみつる)です。

作家・編集者としての仕事が全体の5割ほどあるため、取材は欠かせません。

しかし、私は人見知り(になるような人生を歩んできたため)なので、初対面の人とコミュニケーションするのが苦手です。ましてや、インタビューするとなると、非常にストレスを感じます。

そのため、相手が冒頭からマシンガンのように話してくれるような流れをつくることを心がけています。

そんな私が、取材の冒頭で必ずする質問があります。

「なぜ、それをやろうと思ったのですか?他の人はそこまでやらないと思うのですが」

相手のタイプによって言い方は変えますが、“行動に移した感情”にフォーカスする質問をすることで、相手の感情の扉がパカッと開き、その後の取材がスムーズに進むことがよくあります。

グラビアアイドルやAKB48のメンバーにも取材したことがありますが、取材相手の多くは医療従事者です。この質問に対する答えのほとんどは、救えなかった患者さんのことや、他の医療関係者に言われた辛い一言、「ありがとう」の言葉など、いわゆるディープインパクト(心を突き動かす衝撃的な出来事)です。

ディープインパクトをきっかけに、「ほっておけない」「この問題を解決するのが私の使命だ」といった、まさに“心に火がついた”状態になり、周りからは「どうしてそんなことができるんだ」というレベルにまで行動をし続け、能力を向上させていきます。

才能=感情×行動×能力ということを、取材を通じていつも実感しています。

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この記事を書いた人

小学6年生の時に卒業アルバム制作に伴って実施されたアンケートで「ユーモアな人No.1」に選ばれたことをきっかけに、マスコミの世界に憧れるも、偏差値35という救いようのない学力で日本の大学への進学を断念。運よくバブル経済の影響で多くの米国大学が日本にキャンパスを設立したおかげで、米国大学日本校のジャーナリスト・マスコミ学科で学ぶ。

20歳の時に、“最も感情が動かされた出来事”(大学に抗議文を提出したら、『こんなに恐ろしい文章を読んだことがない』と言われたこと)をきっかけに、ジャーナリストを目指し、医療・医薬品業界に特化した出版・コンサルティング会社に就職し、1年目から本を出版する。しかし、30歳頃に編集者の仕事に飽き、コンサルタントを目指して密かに転職活動するも、「あなたに紹介できる仕事はない」とエージェントに冷たく言い放たれ、帰り道で号泣。その時、ジャーナリストとコンサルタントをブレンドした「コンサナリスト」という肩書を思いつき、その後は、自ら本を書いて講演活動を行うスタイルを確立。

医療・医薬品業界のオピニオンリーダーとして、朝日新聞夕刊の『凄腕つとめにん』、マイナビ2010『MR特集』、女性誌『anan』など数多くの取材を受けている。現在は「業界入門書の制作」と「医師とMRの相互理解促進」を使命として、役立つコンテンツを生み出しつづけている。著作は30冊以上。肩書の「コンサナリスト」とライフワークの「セルフ・ブランディング」を10年前の2004年に商標登録している。

このように、自ら歩んできた道が正しかったのか?を確認するために「才能心理学」を学び、「サプライズを与える」というコア・コンセプトを導き出した。今後は、以前の自分のように「いまのままでいいのか?」「自分の才能はなんだろう?」と悩める人の才能発掘のお手伝いをしたいと考えている。

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