苦手な人とのコミュニケーションが才能を育てる

こんにちは! 才能心理学協会・認定講師の澤田浩一です。

才能とは、自分の秀でた能力を活かすこと。
そんな風にみなさんは思っていませんか?

確かにそうなのですが、それだけではないと私は思います。

先日、あるコーチング・スクールのセミナーでDiSCというものを学んできました。

DiSCとは
URL: http://www.hrd-inc.co.jp/website/whatsdisc/

DiSCとは人の行動特性を4つに分類し、より良いコミュニケーションを起こすためのツールです。

例えば高いD(主導)スタイルの人は競争に勝つことや成功することに動機づけを持つので、成果に焦点を合わせ、行動的です。絶えず新しい課題や機会を探し、少しばかりの障害に出くわしたとしても諦めません。意志が強く意見が対立したとしても彼らは自分の正しさを証明しようとするでしょう。

高いi(感化)スタイルの人は社会的に認知されること、グループで活動することや友好的な人間関係に強い動機づけを持つので、前向きで誰とでも打ち解けた様子に見えます。行動することを優先するため、わくわくするような解決策に向けて急速にものごとを進めることに重点を置きます。協力することを重視しているので、新しい出会いを楽しみ、チーム精神を築く力があります。

高いC(慎重)スタイルの人は専門技能を用いる機会や知識を得る機会、クオリティへの配慮に動機づけを持つので、正確さを追求し、着実さを重視します。挑戦することを優先しますが、論理的であらゆる選択肢を分析する傾向があり、物静かで感情を表にださない印象を与えるかもしれません。

高いS(安定)スタイルの人は人の支援をしたり、協力することを重視し、着実さを優先します。聞き手上手な傾向があり、結果として多くの場合、忍耐強く順応的であるとみなされます。温かみのある、おおらかな環境に価値を見出し、几帳面な印象を受けます。

(もちろんそれぞれのスタイルには、どれくらいその傾向が強いかの“程度”があり、また例えばDとCなど二つのスタイルの両方を持ち合わせる人もいます。)

 

セミナーの中で面白いなと思ったのは、人は自分と違うタイプの人に関しては理解しにくいということ。

例えばSスタイルの人は安定した環境を求めるので、目標志向が強いDスタイルの人の行動が理解できません。

Sスタイルの人にとってはDスタイルの人は遠慮なく、配慮もなしにズバズバと思ったことを言われ、威圧的に感じます。

またDスタイルの人の行動のスピードについていけず、目標ばかり追いかけているように見えるかもしれません。

Dスタイルの人がもし上司であれば、彼(もしくは彼女)がモーレツ部長のように見え、萎縮してしまうかもしれません。

もしSスタイルの人が自分の才能を伸ばそうとしたら、そういう環境で伸ばそうとすることができるでしょうか?
人はたった一人で自分の能力を伸ばし、それを才能として活かすことはできません。

例え、それが絵画を描くことやソロで楽器を演奏することであっても、それを誰かに見てもらい、フィードバックを受けることで自分の能力をさらに高めることができます。

そしてそれが才能となるのです。

しかしそれがまったく自分が理解できないスタイルの人からのフィードバックであれば難しくなります。

もし自分の能力を伸ばし、才能を活かしていきたいのであれば、自分と異なるタイプの人について理解しておく必要があるのではないでしょうか。

才能を伸ばし、活かすとは、結局のところ他の人をどれだけ理解できるかということだと思います。

ちなみに私の場合、DiSCではCDタイプだと結果が出ました。

若いころは、みんなで盛り上がってわいわいすることが好きなタイプの人は苦手でしたが、最近はそういう環境でも楽しむようにしています。

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この記事を書いた人

精神科ソーシャルワーカーを経て、経理・総務・人事等の業務に従事後、2001年より計測器メーカー㈱サワダ製作所を経営、中小企業経営者のパートナーとして才能心理学、TOC、NLPを使った組織作り支援を展開。

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