今日の日経新聞にスノーピークの山井太社長の記事が載っていました。
スノーピークはキャンプ用品大手企業で、新潟と大阪でキャンプ場も経営。山井太社長は二代目経営者です。実はこの会社、「才能が9割」を執筆中に調べた会社の1つです。
▼スノーピーク
https://www.snowpeak.co.jp/
山井太社長は学生時代に東京に出てきた時、とにかく馴染めなかったそうです。「通勤途上の新宿の地下通路が不気味で不気味で。日本が豊かになるのには何かが足りない」と思ったのがきっかけで、地元に戻り、仕事を始めました。
もちろんこれは山井社長の感性で、地下鉄の通路を不気味だと思う人もいれば、思わない人もいる。新宿は大きなターミナルなので、その大きさに圧倒されて「すごい!」と感じる人もいるでしょう。
でも、人間が何かを始めるきっかけは感情です。
ポイントはその後どうするか? 山井社長は、足りない何かを埋めるためにキャンプ用品やキャンプ体験を提供することを決めました。
才能を生かせる人と、生かせない人の違い。それは自分一人の感覚で終わらせないことです。 山井社長の場合なら、「きっと自分と同じように、都会に住んでいる人の中で、自然に飢えている人がいるだろう」と思って行動し、仕事につなげたこと。
ビジネスの基本は「価値の交換」です。 お客さんが欲しいと思ったものを提供すれば、それがお金になって返ってくる。 win-winの仕事ができるようになります。
才能を生かしきれない時は、
1)自分の感情(才能の源泉)を行動に移していない
2)他人の欲求が見えていない
のどちらかです。
あなたの課題はどちらでしょうか? 課題がわかれば、即行動。 それが才能開花の早道です。