こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
グローバル化によって人が地方から都市に集中することにより、地方での過疎化が加速しているということは、皆さんもご存知だと思います。 しかし、こうした問題に対して、今、地方で新たな変革が起きています。
たとえば、地元の資源を活かした木材・製材のビジネスにおいては、これまで廃棄していた木くずを燃料に変えて、石油や灯油の代わりにする技術が生まれました。浮いた燃料費を地元のインフラや施設の整備にまわし、地域の中でお金が循環する仕組みをつくり出すことで、地方が活性化し、自立する動きが始まっているのです。
このきっかけになったのは、世界中を不況に巻き込んだリーマンショックでした。自分たちには何も関係ないもののせいで、収入が下がったり生活にしわ寄せがきたりする。そんなのはおかしいと、疑問に感じた地方の人々が、グローバルビジネスや原油価格に振り回されない独自の生き方を模索するようになったのです。
電話やメール、テレビ会議等、ビジネスインフラが充実している今は、どこにいても仕事ができる時代です。つまり、都会にはないローカルの良さや強み、つまり才能を活かしていけば、どこであっても人や起業を招致し、ビジネスを活気づけることもできるということです。
地方から世界へ向けた発信ができるのも、この時代ならではの働き方ですね。
組織に属しローカルに活躍する働き方のメリットは、地元での信用力。それを活かせば、周りを巻き込みながらムーブメントを起こすこともできます。
もし、あなたが地方で働きたいと思うなら、その地域ならではの魅力。その地域だからこそできることは何か?を考えてみて下さい。
それを活かせば、地方で働きながら豊かな生活ができますよ。