こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
最近、セミナーのアンケートを見ていると、「才能の見つけ方をもっと知りたい」という感想を拝見します。私も昔同じように思っていました。
「どうして自分の才能を見つけられなかったのか」
今振り返って、気づくのは知らないものは見つけられないということです。 当たり前といえば、当たり前ですが、知らないものは見つけられない。才能も同じです。
「才能って何だと思いますか?」 と聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか? 最近、いろいろなところでこの質問をするのですが、ほとんどの人が困ってしまって、なかなか説明できません。
では、たとえば家の鍵を失くしたら、見つけられるでしょうか? 昨日家に帰ってきて鍵を開けたから、家の中に鍵はあるはずです。 そんな場合なら、ほぼ確実に家の鍵を見つけられると思いませんか?
では、どうして、才能は見つけられないのに、家の鍵は見つけられるのか。それは鍵がどんな形をしていて、何色で、どんな大きさなのかを知っているからです。しかし、アマゾンの奥地の先住民に「鍵を一緒に探して欲しい」と頼んでも見つけられないかもしれません。見たことがないからです。
つまり才能を見つけられない理由は、才能が何かを知らないから。 知能や能力の問題ではなく、ただ「知らないから」です。
知らないものは見つけられない。
どんな探し物でも同じです。
私が人の才能を見つけられるのは、例えでいえば、才能の形、色、臭いを知っているからです。才能心理学を学んだ人たちが、人の才能を見つけられるようになるのも「才能とは何か?」を徹底的に学んだ結果、わかるようになるからです。
コーチングやカウンセリング、ビジネスモデルやマーケティングをいくら学んでも、才能が何かを知らなければ、いくら探しても才能は見つからず、同じ資格、同じ仕事やビジネスをしている人と、大差ない仕事しかできなくなります。
ほとんどの人は「才能は生まれながらにあるもの」だと思っています。 もし、そうなら全員に才能があり、活かせているはずです。 しかし現実はそうなっていない。 だとしたら「才能は生まれながらにあるもの」という説明・理解だけでは不十分だということです。
欲しいものを手にいれるには、それが何かをちゃんと知っておく必要があります。
あなたは「才能とは何か?」知っているでしょうか。
才能を見つける第一歩は、それを知ることです。