才能開花には能力を維持し高める仕組みが大事

こんにちは! 才能心理学協会・認定講師で製造業を営んでいる澤田浩一です。

 今、ISO9001の2015年版への改訂に伴って行う勉強会のレジュメ作りに追われています。

 

ISO9001とはお客さんの求める製品造りやサービスの提供のために、品質の面からどのような経営の仕組みを作ればよいかを表した国際規格のことです。

その国際規格の中で求めている事柄のひとつが、「支援」の項目。

この項目では、お客さんの求める製品造りやサービスを提供するために、「そうすることができるような環境を作りなさい」ということが求められています。

例えば製造業であれば、モノづくりのために機械などの設備が必要です。
そしてお客さんの求める品質をもった製品造りには、品質不良を起こさないために日頃からの設備の維持管理の仕組みが要ります。

これがサービス業であれば、例えばお客さんとのやり取りをスムーズに行うための通信機器の設置や故障しないための維持管理が挙げられるでしょう。

またそこで働く人々のスキルの維持も必要になります。
モノづくりであれば、加工や組み立て技術を維持していく仕組み、サービス業であれば接客のためのスキルを維持していく仕組みです。

 

このISO9001の「支援」の項目を読み込んでいて思ったのですが、才能を開花させるのも同じように「維持管理する」仕組みを作ることがとても大切です。

例えばイチローは、自分専用のトレーニングマシンを用意し、試合への出場がなくても必ず同じ時間に球場に入って、同じトレーニングメニューをこなします。
そうすることで自分のスキルの水準を維持し、また能力を高めています。

なぜそうするのでしょうか?

それは球場に来てくれたファンの人を喜ばせたいという目的があるからです。

 

才能とは能力のこと、しかも人に求められる水準にまで高められた能力のことです。

人に求められる水準にまで能力を維持することは、毎日の努力が欠かせない作業です。
しかも人目に触れることがなく、そのプロセスは評価されることもないので、とても地味です。

そういった地味な作業が毎日できるのは、なぜそうするのかという目的が自分の中で明確だから。

そして日々いろいろなことが起こる生活の中で、毎日続けられるような仕組みが大事です。
例えばトレーニングする時間を必ず取るとか、頭がさえやすい午前中に必ず重要な企画を考えるとか。

私の場合、午前中か仕事の終わり掛けに書き物はするようにしています。
なぜかしらその方が書くためのリズムが取れるからです。

みなさんは自分のやりたいことの能力を維持し、高めるためにどのような仕組みを作っていますか?

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この記事を書いた人

精神科ソーシャルワーカーを経て、経理・総務・人事等の業務に従事後、2001年より計測器メーカー㈱サワダ製作所を経営、中小企業経営者のパートナーとして才能心理学、TOC、NLPを使った組織作り支援を展開。

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