才能心理学協会認定講師の松澤祥子です。
講師陣の中ではママの才能開発を専門とし、ママの隠れた才能を見つけて開花していただくためのサポートをしています。
最近は、子供の才能の伸ばし方についても研究をすべく、偉人の親がどんな子育てをしていたかを調べることが趣味になっています。
突然ですが、想像してみてください。あなたが2人のやんちゃな男の子のママだとします。
二人の兄弟は仲がいいものの、二人仲良く、あなたが新品のオモチャを買ってくる度に、バラバラに壊してしまいます。
更には、この兄弟は公園へ行く度に、二人仲良くわけのわからないガラクタを拾ってきては、部屋に山ほど保管をしていきます。
さぁ、あなたは息子たちになんと言うでしょうか?
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多くの親は、子供がオモチャを壊すことや、拾ってきたガラクタを集めることを、どうにか止めさせたいと思うのではないでしょうか?
ところが、この兄弟の親は、破壊癖と収拾癖のある息子たちの行動を止めさせようとすることはなく、一緒になってオモチャを分解して構造を調べ、ガラクタを組み合わせて遊ぶことを楽しみました。
この兄弟の親は子供たちの好奇心に寄り添い、兄弟の創意工夫の才を伸ばしていったのです。
実際に、大人になった上記の兄弟は、好奇心のままに行動を続け、創意工夫で部品を組み合わせていくことで、空飛ぶ飛行機を発明してしまいました。
そう、ライト兄弟はこうして育てられたのでした。
あなたが子供の才能を育ててあげたかったら、あなたのお子さんの好奇心を行動に移す応援をしてあげてください。
なぜなら、才能は、心が突き動かされる感情を行動に移した結果生み出される能力だからです。
大人の常識では止めて欲しいと思うことも、お子さんの才能なのかもしれませんよ。