才能を伸ばすポイントは4つあります。
- 正しい練習を選ぶ
- 時間を効果的に使う
- お金を効果的に使う
- 最適なメンター・コーチを選ぶ
この4つのポイントを外すと、どれだけ努力してもなかなか才能は伸びません。才能開花という観点からいえば、才能の伸びは早ければ早いほどいいので、ポイントを順番に見ていきましょう。
正しい練習を選ぶ
まず大切なのは正しい練習を選ぶことです。
正しい練習とは、再現性のある練習のこと。つまり、その練習を繰り返しこなせば、ある一定以上のスキル・能力が身につくことが実証されている練習法のことです。
セミナーや研修には練習法が確立されているものと、確立されていないものがあります。前者の代表例は学校でした算数ドリル。後者の代表例は寝食を共にする徒弟制度です。
前者のメリットは短時間である一定以上のスキルを身につけられること。
後者のメリットは幅広い知識や経験を吸収できること。時間はかかりますが、辛抱強く頑張れば、メンターの発言や行動の意味が理解できるようになり、幅と深みのあるエキスパートになれるでしょう。
私は徒弟制度のような環境で学ぶことで、プロとしてのスキルを身につけました。
現在、私は才能プロファイラーの養成をしていますが、ここでは再現性のある正しい練習を繰り返し実施しています。理由は2つあります。
1つは半年間という短期トレーニングコースであることと。もう1つは短期間である一定以上のスキルを身につけなければ、専門家としての活動を始められないからです。合格者には、専門家として必要な幅広い知識と経験を積むトレーニングを提供し、彼らが末長く活躍できるよう支援しています。
時間を効果的に使う
才能を伸ばす練習をするには時間が不可欠です。才能はあっても、伸ばせる人が少ないのは、十分な練習時間を確保できないからです。
才能を伸ばすのに必要な時間は1日3時間。ある分野で成功したいと思うなら、これは必須の練習時間です。
1日3時間というと聞いただけで挫折する人もいますが、ビジネスパーソンの場合、時間確保の裏技があります。それは仕事時間に才能を伸ばすことです。
たとえばハワード・シュルツの才能の1つは人を大切にする対人関係能力ですが、この才能はスターバックスをしていなくても伸ばすことができます。
もう1つは浪費時間をゼロにすること。浪費時間とは付き合いで参加している飲み会や、やらなくてもいい仕事のことです。一旦やることが習慣になると、本当はやらなくてもいいことなのに、時間を使っているものです。
あるクライアントは時間確保のために仕事を見直しました。その時、誰も見ていない書類を昔からずっと作っていることに気づいたので、作るのをやめました。半年経っても誰も気づかず、「無駄な時間が減った」と言っていました。そして空いた時間を才能を伸ばせる仕事に使ったり、読書やセミナーに参加することに使い始めました。
ほとんどの人は意識的に1日3時間の時間をとって才能を伸ばす練習をしないので、1年やるだけで、あなたの才能は他の人と比べて格段に伸びます。
お金を効果的に使う
才能を伸ばすには、お金を効果的に使う必要があります。まず大切なのは「お金で時間を買う」という投資マインドを身につけることです。
アスリートがコーチを雇うのは、才能を伸ばす時間をお金を使って短縮し、成果を出すためです。経営者が専門家を雇うのは、自分で情報を調べるよりも、より速く、より多くの情報を得て、新たなビジネスチャンスを手に入れるためです。
才能を速く伸ばせば伸ばすほど、より速く、才能をお金に変えることができます。才能を伸ばすためにお金を使うのはベストな選択肢の1つです。
私もサラリーマンをしていたのでわかるのですが、サラリーマンは、与えられた仕事をこなせば、お金をもらえることが100%確約されている仕事です。その感覚に慣れていると、100%確約されていないことに時間やお金を使うのが不安になります。
結果、才能を伸ばすことに時間やお金を使う人は少数派になり、リスクをとって才能を伸ばした人に仕事もお金も集中します。
「才能を伸ばして、収入を得たい」、「好きな仕事で経済的に自立したい」と思うなら、お金の使い方を変えて、投資マインドを身につけていきましょう。
最適なメンター・コーチの選び方
才能をスピーディーに伸ばすには、自分に合ったメンターやコーチを選ぶことが大切です。最近はいろいろなセミナーが増え、参加される方も多いので、「なかなか理想のメンターに会えない」という話もよく聞きます。そうなる原因はメンターやコーチを選ぶ基準を間違えているからです。
最適なメンターやコーチを選ぶポイントは3つあります。
- メンターを選ぶなら、理想の自分を体現している人を選ぶ
- コーチを選ぶなら、自分が得たいスキルを伸ばす練習を持っている人を選ぶ
- 才能の源泉を見極める
1と2はわかると思うので、ここでは3を説明しましょう。
多くの人は、メンターやコーチを彼らが持っている才能や、出した結果や実績だけで判断しますが、それが理想のメンターに出会えない最大の理由です。
もし、あなたが「ある人」で、メンターが「ない人」なら、いずれ、理解し合えない限界に直面してしまうからです。
ある人はもらってきた人なので、世の中に感謝している傾向がありますが、ない人は、もらえなかった人なので、世の中に怒りや悔しさを感じている傾向がある人です。
たとえば二代目経営者など、ある人は恵まれてきたので、自分にはハングリー精神がないとコンプレックスを感じていることもよくあります。そこで、ハングリー精神の塊のようなない人成功者に憧れて、弟子入りするのですが、いずれ「これ以上、ついていけない」と思う地点が来てしまいます。
それは本質的な感情、才能の源泉が違えば生き方、考え方も当然変わるからです。
メンターを見極める上で、もっとも大切なのことは、自分とメンターの才能の源泉を知ること。特にスタート地点では、才能の源泉が似たメンターを選ぶ方がいいでしょう。
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