才能が開花する時間の使い方

こんにちは! 才能心理学協会・認定講師の澤田浩一です。

 才能心理学では、才能は特別な人が持つ、特別な能力や生まれつきその人に備わった能力だけではなく、「心を突き動かす感情を行動に移した結果、生み出された能力」と定義付けています。

つまり、才能とは皆さんが「本当にしたいこと」が何かを見つけ、そのことに集中することで磨かれていく能力のことです。

 才能心理学協会では毎年2回、コースプログラムを設けて、皆さんが「本当にしたいことは何か」を見つめ直し、そしてそれをどのようにキャリアと結び付けていくかということのお手伝いをしています。

 皆さんが「本当にしたいことは何か」を見つけたら、次にそれを行動に移して才能を磨いていくのですが、実はそのときに最も重要な要素は「時間」です。

 「天才!  成功する人々の法則」(講談社)の著者、マルコム・グラドウェル氏は「偉大な成功を収めた起業家や世界的に有名なスポーツ選手など何かの分野で天才と呼ばれる人たちに共通しているのは、10,000時間という、これまでに打ち込んできた時間が関係している」と述べています。

 つまり皆さんも一万時間以上、投資して熱意を持って皆さんの能力を磨けば、才能として開花し、仕事をお願いされ、収入に困ることがなくなるということです。

 例えばビル・ゲイツは中学2年生の時に初めてコンピュータに触れて以来、大学を中退するまで日夜8時間以上プログラムの開発にのめり込んでいました。その結果、MS-DOSを開発し、パソコンのOSとして世界中に広がりました。

 ところがここで問題があります。

それは「1日は24時間しかない」ということです。

 想像していただきたいのですが、ビンに入れた水が流れ出る量はそのビンの一番細い部分(たいていはビンの口の部分)により決まります。そしてそれ以上の水量を流すことはできません。
水量を決めるビンの一番細い部分のことをボトルネックと言いますが、皆さんが能力を磨いて、才能を開花するには「時間」がボトルネックとなります。なぜならどんなに頑張っても才能を磨く上で必要な「時間」を1日24時間以上にすることはできないからです。

つまり「本当に何がしたいのか」がわかったら、才能を磨く上でのボトルネックである「時間」をどのように有効活用するかがポイントになります。

 その「時間」をどのようにして有効活用するのかを述べた本でお勧めしたい本がアーノルド・ベネットの「自分の時間 1日24時間でどう生きるか」(三笠書房)です。
アーノルド・ベネットは20世紀のイギリスを代表する作家で、代表作で最高傑作と言われているものに「二人の女の物語」(岩波書店)があります。

 彼の主張の中から私が大事だと思うポイントを取りあげて、私流に表現してみましょう。

1.1日は24時間しかない、ということを自覚すること
「もっと時間があれば・・・」とか「あのときこうしていれば・・・」という言い訳はしない。なぜなら一日は24時間しか与えられてないからです。

2.スケジュール表で時間はつくれない。ただ始めよう!
「本当にやりたいこと」が見つかったなら、「来週から始めよう」などと思わないで、覚悟を決め、気を引き締めてただ行動に移しましょう。

たとえもし思うようにいかなくても、皆さんには明日も24時間という「時間」が与えられます。だから今日思うようにいかなくても大丈夫です。大事なのは、今日は昨日より一歩進んだということです。

3.はじめから「大きな変化」を求めない
大きな変化を最初から起こしたいのが人情と言うものですが、あまりにも多くのことを企てて失敗すると、そのダメージは大きくモチベーションが失われます。皆さんにとってつまらなくても小さな成功を積み重ねていきましょう。

4.頭の中で1日の中にもうひとつ別の1日を設ける
皆さんがどこかの会社に勤務しているなら、その勤務時間が自分の一日の中でメインの時間のように思ってしまい、残りの時間をなかなか有効活用できなくなります。
例えば勤務時間後に勉強しようと思っても、なかなか身が入らないということがあるのではないでしょうか?(まして本当に自分がしたいことが現在の勤務と関係ないことならば、皆さんは毎日悶々と過ごすことになるでしょう。)

 ベネット氏は、勤務後から勤務前の時間(勤務時間が例えば9時から18時までなら、それ以外の15時間)をもうひとつ別の1日(この別の1日を「内なる1日」とベネット氏は呼んでいます)と捉えて、この15時間を「もっぱら自分の心と身体を成長させ、同胞を啓発することだけに」使おう!と提唱しています。
なぜならこの「内なるは1日」は何物にも囚われない、皆さんだけの自由な時間だからです。
「時間」を有効活用する秘訣はモチベーションを保ち続けることです。自分が自由にできる時間が1日あると思うと、意欲が湧きませんか?

5.1日の終わりに自分を振り返る
才能を磨く時間を取っても、いろいろ予定外の出来事や、そこから生まれる一時的な感情に邪魔されて、思ったように行動が出来なかったということは多々あるものです。
1日に1回、「本当に自分がしたいこと」のために時間を使ったかどうか、振り返る時間を持ち、次の24時間に活かしましょう。
例えば通勤時間をそのための時間に使っても良いかもしれません。 

6.ものごとの原因と結果を絶えず頭の中に入れておく
例えば男性の皆さんが奥さんと喧嘩をして不快な思いをしたとしても、もしかしたら奥さんは皆さんの健康を思って、敢えて嫌なことを言ったのかもしれません。 
原因に思いをめぐらせてみることで新しい知見が生まれ、それは皆さんの心の余裕を生み出したり、新しい知識を得たりすることにつながるでしょう。
「ものがわかる」ということは取りもなおさず、「時間」を有効活用する最大の武器になります。 

最後に、この本が書かれたのは20世紀初頭で、古典と言っても良い本です。
もし現在のネットワーク時代に合せるとすれば、私はもうひとつ次のことを付け加えたいと思います。

7.ネットワークを大切にする
「本当に自分がしたいこと」を実行するに当たって、自分が出来ないことや、やりたくないこともあるでしょう。 
だからそういうことが出来る人、得意な人から協力を得ることは才能を開花させるために時間を有効活用することになります。

皆さんも才能を開花するために自分だけのネットワークを作ってみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

精神科ソーシャルワーカーを経て、経理・総務・人事等の業務に従事後、2001年より計測器メーカー㈱サワダ製作所を経営、中小企業経営者のパートナーとして才能心理学、TOC、NLPを使った組織作り支援を展開。

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