こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
私が天職という言葉を初めて知ったのは24、5歳の頃。「これが自分の天職だ!」と言っている人は とてもイキイキ仕事をされていたので、憧れたのを覚えています。
それ以来、どうすれば天職が見つかるのか?を調べてきました。そして気づいたのは天職が見つかるタイミングがあるということです。 天職が見つかるタイミングの1つは「何かをやり終えた時」。 そして何かをやり終えた時には、
- 目標を達成し終えた時
- 問題を解決し終えた時
の2種類があります。
私の場合は(2)のケース。ちょうど、心理学を学び始めて1年ほど経った時、当時抱えていた問題が全て解決した頃でした。その後、持ったのは 「これから何をしていいのかわからない」 という感覚。すべてのエネルギーを問題解決に集中投下してきたために、いざ解決した時、何にエネルギーを集中すればいいのか わからなくなったからです。
目標でも問題でも、 私たちがライフプロジェクト(人生の課題)を持っている時、すべてのエネルギー、時間、お金をすべてそこに注ぎ込みます。ところが、1つのライフプロジェクトを終えると、注いできたエネルギー、時間、お金がすべてが自分に戻ってくる。つまりエネルギーを持て余してしまうのです。
エネルギーを持て余すとどうなるのか? 悶々とします。(笑) 私もしばらく悶々としました。
ポイントはこの悶々としたエネルギー(感情や感覚)を持ち続けること。なぜなら、蓄積されていく悶々としたエネルギーが天職に出会った時、あなたの未知なる才能を開花させる爆発力になるからです。
多くの人は悶々とした感覚が嫌ですぐ何かを始めようとしたり、手をつけます。 感覚でいえば、
- ぽっかり穴が空いている状態
- 退屈している状態
この感覚に耐えらず、何かに手を出すと大抵、今のやり方の繰り返し。「たぶん、こうなるだろうな〜」 と予想される結果に向けて走り出すことになります。するとせっかく次の展開のためにエネルギーが蓄積されようとしているのに、 小出しで使ってしまうので、エネルギーが浪費され、蓄積されなくなるのです。
しかし、実はこの悶々とした感覚や退屈感こそが、 天職を見つけるタイミングが来たというサインであり、才能開花するためのエネルギー蓄積期間が来たというサインでもあります。
- 天職を見つける
- 才能を開花させる
その前には、この悶々としたエネルギー蓄積期間があるのです。