最近、自己投資をする人が増えています。
- 時代の変化が早いので、今ある知識やスキルが通用する期間が短くなっている
- 社内や業界内での成長には限界を感じ、そのまままではキャリアアップや収入アップも望めないとわかってきた
この辺りが主要な理由だと思います。
特に日本は少子高齢化社会。普通に働いているだけで収入アップは難しく、それを実現するには家計に自己投資の予算確保が必須になります。自分をバージョンアップするからこそ、才能も磨かれ、ビジネス的にいえば、付加価値の高い人材になり、収入アップになって跳ね返ってくるからです。
そのことがわかっている人は、「自己投資予算」を確保して、自分をバージョンアップし続けています。シンプルに書けば、
自己投資→スキルアップ→人材価値アップ→評価アップ→収入アップ→自己投資・・・。
このサイクルを回している人は、成長&収入アップがライフスタイルに組み込まれている人です。
自己投資を考えるとき、必要な視点は2つあります。
- 投資した資金を回収できているか?
- 投資した時間を回収できているか?
この2つを考えたとき、書籍は自己投資効率がとてもいいので、自己投資ビギナーにオススメです。
なぜ、書籍は投資効率がいいのかというと、それなりの書籍は著者が10年かけて身につけた知恵とノウハウを1300−1500円程度で購入できるからです。
書籍活用のポイントは4つ。
- 本を読みながら、わからないところをメモする
- わからないところをネットや他の書籍で調べる
- それでもわからないところを講演会やセミナーで著者に聞く
- アウトプットする
この4ステップを回せば、時間とお金を節約し、最大の投資効果を引き出せます。
ほとんどの人は1−4をしていません。1−2をしないまま、3をしている人もいます。そんな人が講演やセミナーに参加すると、せっかく目の前に著者がいて、聞きたいことはなんでも聞けるのに、
1)質問が思いつかない
2)ありきたりな質問をする
のどちらかになります。
すると著者の記憶に残るチャンスを逃してしまいます。著者や講師はたくさんの人から同じ質問をされているので、似たような質問をする人は記憶に残らないのです。
一方で、自分で調べて考えた上で質問をする人は記憶に残ります。ユニークな質問や、質の高い質問をするからです。
1−4をすれば学びの質が高まり、投資効果が上がるだけではなく、著者や講師の記憶に残り、その後のつながりもできやすい。
私が今、興味のある分野の研究をし、それを書籍や教育プログラムにして、著者や講師として仕事がでるのは、20代の頃に、このスタイルを身につけたからです。
これから自己投資をして才能を伸ばしたい方、講師やコーチを目指す方は、この1−4を実践してください。
最高の資産はお金や不動産ではなく、あなた自身。価値を生み出せる人材になれば、お金はついてきます。