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普通コンプレックスから抜け出し、才能を見つける方法

才能心理学のセミナー受講者の中には毎回、普通コンプレックスを持っている人がいます。

「私は平凡な人間だ」
「いろいろできるけれど、特技とはいえない」
「むしろ、器用貧乏なだけじゃないか?」
「売りが欲しい」

あなたも同じ課題を持っているかもしれません。そこで今回は、普通コンプレックスから抜け出し、自分の才能を見つける方法を紹介します。

普通コンプレックスを持っている人の3つの特徴

普通コンプレックスを持っている人の特徴は主に3つあります。

1)周りの期待に応えることと器用さ

彼らは周りの期待を敏感にキャッチし応えることが上手です。それだけの器用さもあります。これはビジネス的に見れば、成功するために必要な要素で素晴らしいこと。実際、彼らは周り人の気持ちに敏感で、応える器用さがあるため、人から気に入られたり、評価が高いことが多いいものです。これは普通コンプレックスを持っている人の才能と言えます。

本人もそれを自覚していますが、問題は「気に入られたり、評価されるのは嬉しいんだけど・・・」と感じていること。周りからの評価に満足できない自分がいるのです。

他人からは「周りの人の期待に応える能力があって、評価もされているじゃないか」「何が問題なんだ?」と思われていることが多く、「私の悩みはなかなか理解されない」と感じていることもあります。

 

2)勉強熱心さ

普通コンプレックスを持ち始めると、「私には才能がない」「これといった強みがない」と感じるので、才能や強みを作るためにスキルや知識を貪欲に吸収しようとします。もともと向上心が高いこともあり、学ぶことは大好きなので、苦にならない人もいます。

それが仕事や成果に繋がっているならいいのですが、中には書籍が溢れ、仕事やお金につながらない資格が溢れていることもしばしば。それを見るたびに、「お金と時間を無駄にしてしまった」と感じている人もいます。

そうなってしまう理由は、潜在意識の中で、「私には大した価値はないから、世の中で価値があると言われている◯◯な知識やスキルや資格を手に入れて価値をあげよう」と意識が働くから。しかし、世の中で最も価値があるものは、知識やスキルや資格ではなく、あなた自身です。

 

3)自分を出さない

普通コンプレックスを持っている人は、他人のニーズをキャッチし、応えるのは得意ですが、一方で、自分のニーズや感情を満たすための行動は苦手です。親や教師の期待に応えたり、親や教師に迷惑をかけないように立ち回ってきた人が多いので、他人優先、自分後回しの行動習慣が板についているからです。

彼らが勉強熱心な理由の1つは「周りの期待に応えらるような”いいこと”に時間やお金を使うのはいい」、「役立つことに時間とお金を使ってもいい」と思っていながら、一方で、「自分が楽しむためにはお金を使ってもいい」とは思えていないからです。

 

普通コンプレックスを持つ人が自分の才能を見つけるには?

普通コンプレックスを持っている人が自分の才能を見つけて発揮するには、他人優先、自分後回しの行動習慣を、自分優先、他人後回しの行動習慣に変えていく必要があります。満足できない理由は、他人を優先して、自分を後回しにしているからです。

もう1つ大切なことは成功した人は全員、自分の好きなこと・やりたいことをしているということ。起業家たちはよくこう言います。

「起業したらとんでもない苦労もある。嫌なビジネスを立ち上げて、そんな苦労をするなんてやってられない。好きじゃないと続かない」

そして自分の好きなこと・やりたいことを実現するために、他人に協力してもらっています。自分優先、他人後回しなのです。

彼らが自分優先、他人後回しができるのは自分を優先させることが、他人の幸せにつながるというイメージがあるからです。たとえば、松下幸之助やスティーブ・ジョブズは開発スタッフに何度も、何度も製品の作り直しを命じたと言われています。それはユーザーが満足する最高の商品を作りたいと思っていたからです。

しかし、その時点ではユーザーも商品を見ていませんし、開発スタッフの多くも彼らの最高を理解できない。だからいって、最高の商品を諦めるわけにはいかない。自分優先、他人後回しにならざるを得ません。

 

才能の研究をして気づいたのは、夢を実現する人は2タイプいるということです。1つは、自ら夢を抱いて実現に向けて進むタイプ。いわゆるリーダーです。もう1つは、自分には夢はないけれど、あの人の夢を実現するための力になりたいというタイプ。このタイプは、誰かの夢を自分の夢にする人です。

もし、あなたが後者のタイプで、今のやり方に満足しているならOKです。周りの期待に応えサポーターとして活躍するのも素晴らしい才能です。しかし、そうでないと思うなら、自分の好きなこと・やりたいことを見つけ、自分優先、他人後回しの行動習慣を作ることが大切です。

なぜなら、才能はあなたのこだわりや感情から生まれるからです。あなたがこれから自分の才能を見つけたいと思うなら、他人のニーズではなく、自分のニーズや感情に敏感になること。それが才能を見つける第一歩です。

※自分の才能の見つけ方はこちらに詳しく書いているので参照してください。

実践する時の注意点

自由優先、他人後回しの行動習慣に変えると、1つ問題がおきます。それは周りとの人間関係。今までずっと周りの期待に応えてきた人が、急に自分優先、他人後回しになると、「どうしたんだ?」と周りはびっくりするからです。時には「急に冷たくなった」、「わがままになった」と思われるかもしれません。

普通コンプレックスを持つ多くの人が、自分の才能を見つけたり、自分らしい人生を生きることができず、途中で挫折するのはまさにここです。

特に周りの期待に応えてきた人ほど、相手がガッカリするのが嫌で、ついつい他人優先、自分後回しの行動習慣に戻りたくなります。または、

「他人の期待に応えることを優先してきた私が、それを止めてしまった」
「そんなことをしたら、私には何も残らないんじゃないか」

と思って怖くなるかもしれません。しかし、ここが正念場。他人優先、自分後回しは今まであなたが慣れ親しんできたやり方。元に戻そうと思えばすぐにできます。

それよりも、あなたが自分の才能を見つけ、心底満足できる仕事をしたいと思うなら、課題は自分のニーズと他人のニーズのバランスをとること。そのために、今は自分優先、他人後回しの行動習慣の練習をすることです。

はじめは失敗したり、驚かれたりすることもあるでしょう。1度の失敗もせずに成功する人はいません。ですから、その失敗も含めて才能開花のプロセスを楽しんでください。そうすれば、あなたも心底満足できる仕事で才能を発揮することができるようになります。

執筆者:
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北端 康良

北端 康良

理事長一般社団法人 才能心理学協会
才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。 「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。 著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界) プロフィール詳細はこちら
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