【ストレングスファインダー】「競争性」の強みを最大限に活かす方法と伸ばし方

【ストレングスファインダー】「競争性」の強みを最大限に活かす方法と伸ばし方

一番でなければ意味がない、と感じるあなたへ

あなたは「順位や成績が出る場面でこそ本気になれる」「勝てる見込みのない勝負には、そもそも乗らない」というタイプではありませんか?もしそうであれば、あなたはストレングスファインダーの34の資質のうち、「競争性」の可能性が高いです。

この「競争性」は、勝敗が見える場所で圧倒的な推進力を生む強みです。しかし競争のない環境に置かれると、力の出しどころを失って、自分でも理由がわからないまま意欲が落ちてしまうことも少なくありません。

本記事では、その強みを最大限に活かして成果につなげる「活かし方」と、さらなる飛躍を遂げるための「伸ばし方」を具体的な行動とともに徹底解説します。

私は才能開発と心理学の専門家として、才能についての本を2冊出版し、20年間で6,000人以上の才能開発と目標達成を支援してきました。

この記事を最後まで読んでいただければ、競争性を持つあなたが、自身の才能を武器に次のステージへと進むための具体的なヒントが得られるはずです。

こんな課題はありませんか?
  • 実績はあるが「これが本当にやりたいことか?」と今の働き方に違和感がある
  • 他人との比較や競争に疲れ、自分だけの「揺るぎない軸」が見つからない
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目次

動画解説

「競争性」の基本特徴:あなたはなぜ一番にこだわるのか?

競争性は、文字どおり競争心が非常に強い資質です。ナンバーワンになりたい、人と競争して勝ちたい、成果を出したい。こうした気持ちが強い人が持っています。その根幹には2つの特徴があります。

1-1. 行動原則:勝ちたい。あるいは、勝てる勝負しかしない

競争性の強い人は、競い合うことそのものを好みます。ライバルがいる、コンテストがある、成績表が貼り出される。その中で一番になる、勝つということが大好きなのです。

そしてもう一つの側面があります。とにかく競争して勝ちたい。もしくは、勝てる勝負しかしない。 この二面が競争性の特質です。

1-2. 「一番」への徹底──ある創業経営者の例

競争性が非常に強い経営者として、私がよく挙げるのが日本電産(現ニデック)を創業した永守重信氏です。

子どもの頃、友達から野球に誘われると「ピッチャーをやらせてくれるなら一緒にやる」と答えていました。出張でホテルを取るときには、必ず日の出が見える部屋しか取りません。太陽が最も大きな恒星だからという理由です。とにかく一番にこだわる。

実際に同社はモーターづくりの会社としてグローバルシェア1位を取りました。一番にこだわって仕事をし、価値提供をしていく。これがこの経営者の真髄です。

競争性を「成果」につなげる具体的な活かし方(勝敗が見える場所を選ぶ)

競争性を活かす鍵は、勝ち負けが見える場所に身を置くことです。ここでは2つの側面から見ていきます。

2-1. 数字で結果が出る仕事、競争の激しい業界を選ぶ

活かし方としては、勝てる分野を選ぶこと。そして競争しやすいところを選ぶことです。

分かりやすく言えば、数字で結果が分かる仕事です。営業やマーケティング、あるいは出店数を競うような仕事。加えて、競争の激しい業界に身を置いて働くことが、自分を伸ばし、強みを活かすうえで最も向いた環境になります。

今で言えば、AIやITの領域は世界中を巻き込んで競争が繰り広げられています。医療分野もそうでしょう。こうした場所は、あなたが身を置くのにふさわしいかもしれません。

2-2. 競争がない場所では、力が出ない

逆に言えば、競争がまったく求められていない分野は向いていません。 たとえば人のケアが必要な病院の現場などは、競争性が活きる場所ではないでしょう。

ただし業種で単純に切り分ける必要はありません。塾であっても、合格率を競う、東大や京大といったトップクラスを目指すなど、競争性が求められる要素はあります。どこかに競争の要素がある職場、職種、業種を選ぶことが最も重要になります。

競争性をさらに「飛躍」させる具体的な伸ばし方

競争性を伸ばす条件は明確です。そして同時に、この資質特有の落とし穴もあります。

3-1. ライバルとベンチマークがある環境に身を置く

競争が激しい分野に身を置くこと。そこがあなたのモチベーションが最も上がり、成長意欲も学習意欲も湧き、もっとスキルアップしようというテンションが上がる場所になります。

逆に、ライバルや指標となる対象、ベンチマークとなる競合企業がなければ、あなたのモチベーションは刺激されず、何をしたらいいのかも湧いてきません。この条件を揃えること自体が、とても大事なのです。

3-2. 一番になった後に訪れる「やる気の消失」

そしてもう一つ。競争性を活かしてもしあなたが一番になってしまったら、モチベーションは下がります。

先日、ある経営者の才能プロファイリングをしたときにも、まさにこの状態の方がいました。「この仕事をやめようかな」「会社を売ってもいいかな」とおっしゃる。理由を伺うと、その分野で一番になってしまったので、やる気が起きないということでした。

こうなったら、新しい活躍の分野を見つけることです。場合によっては転職も一つの手ですし、今の会社に居続けるなら、新たな競争分野、成長分野がどこなのかを見つけていくことがとても大事になります。

3-3. チャンピオンとして勝ち続けるためのマインドシフト

これはスポーツで考えると分かりやすいでしょう。チャレンジャーの場合、1位のチャンピオンがすでにいるので、その人を目標に頑張るのは比較的楽です。しかしあなた自身がチャンピオン、王者になってしまったら、対等な立場で張り合える相手がいなくなり、どうしていいのか分からなくなります。

ここではマインドの変化が重要になります。これまでチャレンジャーとして成功してきたパターンから、チャンピオンとしてさらに成功するためのパターンへ、マインドシフトしていくことです。

現実的なアクションプランとしては、少し仕事の時間を減らし、世の中を見ることです。今どんなニーズがあるのか、どこで問題が起きているのか。見聞を広げて、新たなチャンスを見出していく。AppleやAmazonといった企業も、新たな価値提供をすることで一番になっていきました。そうしたポテンシャルのある分野を見つけることが、今のあなたに必要かもしれません。

まとめ:「競争性」を武器に、あなたの才能を開花させるために

本記事では、ストレングスファインダーの「競争性」の資質について、その特徴から活かし方、そしてさらなる伸ばし方までを解説しました。

競争性の強みを最大限に活かすポイント

競争性の強みを武器に成果を上げていくためには、以下の二点が最も重要です。

  • 【活かし方】勝敗が数字で見える場所を選ぶ

営業やマーケティングのように結果が数字で出る仕事、競争の激しい業界を選ぶこと。競争がまったくない環境では力が出ません。業種そのものより、その職場に競争の要素があるかどうかで判断してください。

  • 【伸ばし方】ライバルを持ち、一番になった後のマインドシフトに備える

ベンチマークとなる相手がいる環境に身を置くこと。そして一番になった瞬間にモチベーションが落ちるのがこの資質です。チャレンジャーからチャンピオンへ、勝ち方のパターンを切り替えること。次に挑む分野を探す時間を意識的に取ってください。

競争性の強みは、あなたに勝ち切るための推進力をもたらします。この強みを正しく理解し、競う相手のいる場所に身を置き続けることで、あなたの才能は間違いなく開花し、ステージアップしていくでしょう。

自分の強みを成果につなげる考え方を体系的に知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

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この記事を書いた人

北端 康良のアバター 北端 康良 代表理事

才能プロファイラー/才能開発コンサルタント。
6000件のコンサルティング事例と15年間の研究をもとに才能心理学を体系化。3つの質問で才能診断を行う才能プロファイリングを開発。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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