才能開花の7タイプ

前回、才能のタイプは「ある人」か「ない人」の2種類と書きましたが、

あなたはどちらのタイプ? 才能の2タイプとは

中には「人生であったもの、なかったものは何か?」と聞かれても思い出せない人もいるので、別の切り口を紹介します。

16年の才能研究からわかっているのは、才能開花した人は7タイプいるということです。

  1. 欲しいものを手に入れるために努力した人
  2. やりたいことを追求した人
  3. なりたい自分を追求した人
  4. 助けたい人がいた人
  5. 経験を追求した人
  6. 与えられた環境で努力した人
  7. もともと上手にできた人

1)自分が欲しいものを追求した人

シャネルのように昔もらえなかったものを手に入れるために努力した人のこと。昔、貧乏だった。欲しいおもちゃを買ってもらえなかった。ご馳走をお腹いっぱい食べたかった。だから欲しいものが買えて、食べたいだけご馳走を食べられるお金持ちになりたいと思い、ビジネスの才能を磨き経営者になったというのはこのタイプです。

2)やりたいことを追及した人

クリスチャン・ディオールのように好きなことを仕事にした人のこと。スポーツマンや芸術家、科学者などに多く見られます。たとえば、サッカーの三浦和良選手は46歳を過ぎても現役で活躍されています。「どうして続けられるのですか?」と聞かれて「好きだからです」と答えていました。彼はプレーを続けることがやりたいことなのです。このタイプの人は「やりたいこと」を追及した人です。

3)なりたい自分を追及した人

ソチオリンピックで金メダルを取ったフィギュアスケート男子の羽生結弦選手。彼はスケートを始めた子供の頃、自分の大好きな仮面ライダーの真似をしたくて、リンクの上でやってみたかったと語っていました。その後、羽生選手はロシアのプルシェンコ選手に心酔しました。

このタイプは、「あの人のようにかっこよくなりたい」「あの人のようにオシャレになりたい」と、なりたい自分を追及した人たちです。 たまたま出会った先輩がすごくかっこ良くて会社でリーダーだった。先輩に憧れて真似をしていたら、リーダーシップの才能が磨かれた。そんな人もいるでしょう。

4)助けたい人がいた人

母親が病気で医者から「この病気は治せない」と言われ、母親の病気を治したくて医者になった。親の会社が倒産した。会社がうまくいっていた頃は、父親も母親も元気で明るかった。もう一度、その顔を見たくて起業した。父親が甲子園を目指していたが挫折した。その夢を叶えたくて野球選手になった。このような人は「助けたい人がいた」タイプです。

5)経験を追及した人

学生時代、みんなで優勝を目指し、ブラスバンドの練習をして頑張っていた「あの時」が一番楽しかった。よくよく考えてみれば「ひとつの目標に向かってみんなで何かをする」という経験が好きだと気づいた。そのようなタイプです。今やっている仕事は、音楽とはまったく関係のない営業の仕事でも、職場で同僚や後輩と目標を立ててチームで仕事をするのが楽しいという人です。このタイプは「経験を追求した」タイプです。

6)与えられた環境で努力した人

親が商売をしていて生まれたときから継ぐことを期待されていた。就職できたのはこの会社しかなかったなど、選択肢のない環境で生まれ育った人です。彼らには自由に選ぶ選択権はありません。家業が好きな場合は、好きなことを追求したタイプになりますが、なかには親への反発や束縛感から家業を嫌った人もいます。しかし逃げることもできず、与えられた環境でコツコツ努力した結果、才能が開花した。やっているうちに仕事を好きになったタイプです。

7)もともと上手にできた人

最後は、もともと上手にできた人です。飲み込みが速い、手先が器用、話し上手、数学の天才、絶対音感のあるピアニスト、モノを分解する・作るなど、誰からも教えられていないのにできた人。いわゆる生まれながらの素質がある天才タイプです。

詳しくは「才能が9割」に書いたので、興味のある方は読んでください。

人は71%の確率で感情をきっかけに才能に目覚める!

あなたはどのタイプでしょうか? 複数当てはまる場合もあります。

1−5は感情重視タイプ。6は行動重視タイプ。7は能力重視タイプです。この7タイプを見ると7つの内1〜5は感情をきっかけに才能開花した人。つまり人は71%の確率で感情で才能に目覚めるといえます。

成功者のアドバイスが人によって違うのも、才能開花のタイプが違うから。自分のタイプを知り、何にフォーカスすれば才能が開花するのかを見つけてください。

才能を見つける3つのポイント

自分の才能を見つけるポイントは感情、行動、能力の3つのポイントを押さえること。なぜなら、才能が開花した人とそうでない人の違いは次の2つだからです。

  1. 「感情、行動、能力」の3つがつながっているか
  2. 昔からずっとやっていることか(昔から続く感情、昔からやっている行動や能力か)

感情が強いから行動力につながり、行動するから能力も磨かれる。昔からずっとやっているから磨かれる。つまり才能とは点ではなく線でとらえるもの。

今、能力がある人でも感情(モチベーション)が弱ければ、3年後は能力が落ちる可能性が高くなります。逆に、今能力がなくても、感情(モチベーション)が強ければ、3年後は能力が伸びている可能性が高くなります。才能開花する人は感情、行動、能力が一本のつながっているからです。

シャネルにクリスチャン・ディオールと同じ服を作ってくれといえば、作ることはできたでしょう。しかし絶対に作らなかったと思います。そのデザインに感情が動かないからです。それはクリスチャン・ディオールも同じです。

才能は点ではなく、「感情→行動→能力」の線で考えるのがポイント。冒頭で紹介した4つの才能の見つけ方を試しても、自分の才能がわからないのは点で考えているからです。

才能を見つける着眼点に興味のある方は、こちらの記事もオススメです。

自分の才能を見つけるための4つの着目点。

では最後に才能を見つける具体的な6つの方法をご紹介します。

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北端 康良

北端 康良

理事長一般社団法人 才能心理学協会
才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。 「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。 著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界) プロフィール詳細はこちら