ストレングスファインダー「責任感」のワンランク上の活かし方と伸ばし方

ストレングスファインダー「責任感」のワンランク上の活かし方と伸ばし方

引き受けたことは、必ず最後までやり遂げるあなたへ

あなたは「一度イエスと言ったことは、何があってもやり通す」「途中で投げ出すことが、どうしても自分に許せない」というタイプではありませんか?もしそうであれば、あなたはストレングスファインダーの34の資質のうち、「責任感」の可能性が高いです。

この「責任感」は、周囲からの絶対的な信頼を集める強力な武器になります。しかし本人にとってはあまりに当たり前の行動であるため、それが自分の強みだと気づかないまま過ごしてしまうことも少なくありません。

本記事では、その強みを最大限に活かして成果につなげる「活かし方」と、さらなる飛躍を遂げるための「伸ばし方」を具体的な行動とともに徹底解説します。

私は才能開発と心理学の専門家として、才能についての本を2冊出版し、20年間で6,000人以上の才能開発と目標達成を支援してきました。

この記事を最後まで読んでいただければ、責任感を持つあなたが、自身の才能を武器に次のステージへと進むための具体的なヒントが得られるはずです。

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目次

動画解説

「責任感」の基本特徴:あなたはなぜ「最後まで」やり遂げるのか?

責任感は、文字通りの資質です。引き受けたことに対しては責任を持ち、最後までやり遂げる。この行動様式を持つ人が「責任感の資質が強い人」と呼ばれます。その根幹には2つの特徴があります。

1-1. 行動原則:「イエスと言ったことは、必ずやり通す」

責任感の強い人にとって、活かし方はきわめてシンプルです。すでに実践している方がほとんどだと思いますが、引き受けたこと、イエスと言ったことを最後までやり遂げる。これが、この強みの最大の活かし方です。

1-2. 仕事の内容は問わない。ただし「価値観に合わない仕事」は別

責任感を活かすうえで、仕事の内容そのものは基本的に問いません。どの領域の仕事であっても、やり通す姿勢は同じです。

唯一の例外は、あなたの信念や価値観、道徳心に合わない仕事です。そうした仕事や、それを求めてくる組織・人とは、一緒に仕事をしないほうがいいでしょう。その一点さえ避けておけば、引き受けたことをやり通すことが、そのまま評判と信頼になり、あなたの評価を上げていきます。

責任感を「成果」につなげる具体的な活かし方(信頼・評価)

やり遂げるという行動は、その場の成果で終わりません。それは周囲からの評価に変換され、あなたの資産になっていきます。ここでは2つの側面から見ていきます。

2-1. 「信用貯金」こそ、あなた最大の資産になる

上司や依頼主の立場から見ると、責任感の強い人は特別な存在です。「この人に頼んだら、まず間違いがない」「絶対に失敗しない」「リスクがない」。そう思われる人になっていきます。

いわゆる信用貯金が溜まっていくわけですが、これこそが責任感を持つあなたにとって最大の資産です。目に見える実績以上に、「あの人なら大丈夫」という周囲の確信が、次の機会を運んできます。

2-2. 失敗したときこそ差がつく「埋め合わせ」の発想

万が一、失敗したり思うようにいかないことがあったとしても、責任感の強い人の評価は下がりません。むしろ、そこで差がつきます。

責任感の強い人は、失敗の場面で相手のメンツを潰さないように、そしてその約束の不履行が大きな被害にならないように、必ず埋め合わせようと考えるからです。「どうすれば代わりにバックアップできるだろうか」と常に思考を巡らせます。この姿勢が、結果として評判をさらに高めていきます。

責任感をさらに「飛躍」させる具体的な伸ばし方

活かし方が「今の責任を果たし続けること」だとすれば、伸ばし方はその逆です。より大きな責任を引き受けていくこと。大きなプレッシャーを伴うかもしれませんが、これが責任感をワンランク上へ引き上げる最大の方法です。

3-1. 才能は「負荷」によって伸びる ── 筋トレと同じ原理

これは責任感に限った話ではありません。すべての才能は、負荷をかけることによって伸びていきます。筋力トレーニングとまったく同じ原理です。

今の自分が持っている責任のキャパシティを超えて、少しずつ大きなものを担っていく。この積み重ねによって、あなたのステージは着実に上がっていきます。

3-2. 「私にこなせるのか」と思う仕事にイエスと言う

私はこれまで多くの経営者とお付き合いしてきましたが、会社の規模がワンランク上がった経営者に「ステージが上がったとき、何があったのか」と尋ねると、答えは驚くほど共通しています。

そんな依頼、うちの会社でこなせるのか」と思うような、それまでの基準を超えた仕事を依頼された。しかし、それにイエスと言って取り組んだ。その後、会社は大きく飛躍した──。間違いなく、こう語るのです。

あなたのもとにも、そうした依頼が来るかもしれません。それを引き受けたとき、あなた自身の責任感のキャパシティ、つまり「器」がさらに大きくなります。大きな責任のある仕事が来たときは、ぜひ引き受けてください。

3-3. 経営者は「絶対に失敗できない仕事」を誰に託すのか

経営者の立場で考えると、この強みの価値がより鮮明になります。絶対に失敗できない仕事を任せるとき、経営者は間違いなく責任感の強い人に依頼します。

私自身もスタッフを雇っていますが、責任のある仕事は信頼できる人でなければ任せられません。絶対的な信頼があるからこそ、安心して委ね、自分は別の仕事に取り組んだり、新しい事業を立ち上げたりできるのです。そうしたスタッフがそばにいることほど、経営者にとって安心なことはありません。

責任感の強みを持つあなたは、その「最も頼りになる存在」になれます。そのチャンスが来るのを楽しみにしながら、今から少しずつ、責任のキャパシティを広げていってください。

まとめ:「責任感」を武器に、あなたの才能を開花させるために

本記事では、ストレングスファインダーの「責任感」の資質について、その特徴から活かし方、そしてさらなる伸ばし方までを解説しました。

責任感の強みを最大限に活かすポイント

責任感の強みを武器に成果を上げていくためには、以下の二点が最も重要です。

  • 【活かし方】引き受けたことをやり通し、「信用貯金」を積み上げる

イエスと言ったことは必ず最後までやり遂げること。ただし、自分の信念や価値観、道徳心に合わない仕事や組織とは距離を置くこと。そして失敗したときこそ「どう埋め合わせるか」を考えることが、評判をさらに高めます。

  • 【伸ばし方】今のキャパシティを超える「大きな責任」を引き受ける

才能は負荷をかけることで伸びます。「私にこなせるのか」と思うような依頼にイエスと言うこと。その一歩が、あなたの「器」を広げ、より大きな仕事と活躍の場を呼び込みます。

責任感の強みは、あなたに周囲からの絶対的な信頼をもたらします。この強みを正しく理解し、日々の仕事で信用を積み上げ、大きな責任を恐れずに引き受けていくことで、あなたの才能は間違いなく開花し、ステージアップしていくでしょう。

自分の強みを成果につなげる考え方を体系的に知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

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この記事を書いた人

北端 康良のアバター 北端 康良 代表理事

才能プロファイラー/才能開発コンサルタント。
6000件のコンサルティング事例と15年間の研究をもとに才能心理学を体系化。3つの質問で才能診断を行う才能プロファイリングを開発。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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