行動力格差の時代は”PDCA”では遅い

自分の才能を育てる2つのコツ

今年、クライアント企業の新卒採用面接をして感じたのは学生間の経験値の差。

同じ大学4年生でも地域活動やインターンなどの活動を通して、リーダーシップを発揮し、企画、運営、マネジメント経験を積んでいるアクティブ大学生は、普通の大学生とは全く違う。

たとえば、アクティブ大学生の中には次のような活動をしている学生がいる。

地域イベントを開催するために企画を作り、地元の会社や商店をまわってプレゼン。協賛金を集め、チームメンバーに役割と予算を振り分けマネジメント。モチベーションが落ちたメンバーの話を聞いて勇気付けながら、イベントをやり遂げる。

終わったら協賛金を出してくれた社長や店主に会計報告し、次のアイデアをぶつけ、新しいプロジェクトに向けて走り出す。

会社でいえばプロジェクトリーダーをいくつもこなした経験がある人材のようなものだ。

アクティブ大学生は知識だけではなく、企画力、実行力、自己客観視能力、論理的思考力やプレゼン力も高く、人脈も手に入れている。

一方で、普通に学生生活をエンジョイした学生にはこういった特徴がない。面接をしていると、特に自己客観視能力や論理的思考力には大きな差があった。

面白いのは偏差値は関係ないことだ。実際、私が出会ったアクティブ大学生は偏差値50程度の大学に通う女子学生で、学歴だけで考えれば就活は不利。しかし、一部上場企業からも内定をもらっていた。

同じように4年間の自由時間を与えられているのに、なぜこれだけの違いが生まれるのか?思い当たるのはSNS活用力と行動力の差だ。

SNSを使えば、相手が社長でもインフルエンサーでも著名人でもダイレクトに連絡を取れる。ホームページも無料で作れるし、twitterやブログを使えば無料で情報発信もできる。

学歴やお金、人脈がなければ手に入らなかったものが、今は誰にでもオープンに開かれている。スマホを持っていない学生はほぼいないし、SNSは無料で使えるからだ。

機会が平等に与えられれば、先駆けた人が先行者利益を得る。
今は行動力が大きな差を生む時代だ。

これは大学生に限らない。

3年前、小学生だった中島芭旺くんが著書「見てる、知ってる、考えてる」を出版できたのは、Facebookで編集者にダイレクトメッセージを送ったからだ。

月収6桁の中学生、キメラゴンさんがYahooニュース「月収6桁の中学生ブロガー、「就職したくないから稼げるようになりたい」で取り上げられたのもライティングを学びブログ記事を書き、twitterで仕事を取れるようになったからだ。

世界最高齢プログラマーとして知られる若宮正子さんは83歳。スマホ向けのひな人形位置当てゲームアプリ「hinadan」を開発し、アップルが開催する世界開発者会議「WWDC 2017」で世界最高齢の女性開発者として特別招待されました。

ライティングスキルやプログラミングスキルは最近必要になったスキルなので、社会人の中でも持っている人は少ない。つまり、大人も子供も同じスタートラインに立っているということだ。

行動力格差の時代に年齢は関係ない。
行動した人が勝つ。

成果を出すにはPDCAサイクルを回すのが基本だが、行動力格差の時代はP(プラン)なしでいい。正解のない時代は思いついたら即行動(Do)し、フィードバックを得て改善した方が答えにたどり着きやすいからだ。

2020年はこの動きがさらに加速する。アイデアがあるなら今すぐ動き出そう。考えたり、悩んだりする暇がるなら、まずやってみる。

トライ&エラーを繰り返せば必ず答えは見えてくる。

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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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