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ブランドとは才能から生まれるもの

こんにちは! 才能心理学協会・認定講師で二代目経営者の澤田浩一です。

15年も会社をやっていると、よく「ブランド戦略の立て方」とか「ブランド力を高める方法」とかいう話をよく聞きます。

そういう話を聴くたびに、「我が社もブランド力をもっと高めて、競争力をあげないといけないなあ」などと思うわけですが、ところでブランドっていったい何を意味するのでしょうか?

 マーケティングの教科書を読めば、そんなことは書いていますが、さて自身の経営とからめるとなるとピンとこないように思います。

 

ブランドとは何かについて、例えばオレンジ・アンド・パートナーズ代表で放送作家、脚本家の小山薫堂さんは某テレビ番組の対談で、ブランドとは「感情移入」だと言います。

小山さんは「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」などのヒット番組を連発し、最近では「くまもん」を生み出した方です。

その小山さんに言わせると、例えばその商品を使っている人たちが、その商品が自分のものになる、身内のような感覚になる、そういった感覚が大事で、究極のブランディングというのは結婚だそうです。

確かに結婚しているのと同じくらい、毎日顔を合わせて、身内のような感覚をもつような商品はブランド力が高いと言えるでしょうね。

でも少し私のイメージするブランドとは違うような気がします。

私の会社はもの造りの会社で、造っている製品は工場などで使うものです。

確かに工場の中で毎日弊社の製品を使ってくれる方には身内のような感覚をもっていただいているかもしれないけど(実際に持っていただくと非常に嬉しいです!)、実際に製品を購入するのは購買担当の方です。
果たして購買担当の方が身内感覚を持っていただけるかどうか?

 

小山さんは人を喜ばせることに情熱をもっていることで有名な方です。

お客様にも社員にも、とにかくサプライズを仕掛けて人が喜ぶのが好きな方で、自身もサプライズを仕掛けられるのが好きな方。

小山さんが子どものときにクラスに同じ誕生日の子がいて、しかもお母さんも二人とも美容師さんをしていたという、いわばライバル関係だったそうです。

誕生日が近づくと、彼よりも自分の誕生会にたくさん人を集めたい、彼よりもいい誕生日プレゼントをもらいたい、そういう気持ちから、どうすればみんなが喜ぶ誕生日会にするかに知恵を絞ったのが小山さんの企画の原点です。

さらに小山さんのお父さんはサプライズが好きで、一万円のお年玉をくれるときに百円札の札束でくれるような人。サプライズも良いお手本がいたのですね。

小山さんにとって一番大切な価値観は人をおもんばかること。人を思いやって、その人を喜ばすことが大事なことです。

だから小山さんにとってのブランドの定義も、身内になるくらい(究極には結婚するくらい)その商品やサービスがその人を喜ばすことがポイントになるのです。

 

前述したようにブランドの定義は、マーケティングの教科書を読めばわかります。

でもそれを覚えたところで自分の会社でブランドを構築したり、ブランド力を高めたりすることはできません。

経営者が何をしたいのか、それによってブランドの意味は異なりますし、ブランドをどう構築したり、高めたりしていくかの方法も違ってきます。

ちなみに私の場合、人を支援したいということに一番価値観を感じます。

だから私の会社で造る製品も使ってくださる方々の助けになること、安心して使ってくださることが一番の望みです。

私にとってブランドとは、その人の助けになるように安心で信頼性のおける実績のことです。

だからクレームが発生したら、とことん社内で原因を考えますし、クレームが発生した場所がたとえ海外であっても必要であれば現地に向かいます。

そうすることでお客様が引き続き安心して我が社の製品を使うことができ、それが我が社の実績、すなわちブランドにつながります。

 

小山さんの才能は人を喜ばせること、私の才能は人を支援すること、経営者のそれぞれの才能が結果としてブランドになっていきます。

みなさんもご自身の才能が何かというところから、ブランドを構築し、ブランド力を高めてみてはいかがでしょうか?

執筆者:
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澤田浩一

澤田浩一

認定講師一般社団法人 才能心理学協会
精神科ソーシャルワーカーを経て、経理・総務・人事等の業務に従事後、2001年より計測器メーカー㈱サワダ製作所を経営、中小企業経営者のパートナーとして才能心理学、TOC、NLPを使った組織作り支援を展開。 才能心理学「無料動画セミナー」の登録はこちら
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