自己啓発で成功を得るための知識。明日の自分を変えたい人へ

自己啓発とはどんなものなのか、具体的に理解している人は少ないかもしれません。それどころか、「なんとなく、うさん臭い」「自分には効果がないだろう」とマイナスなイメージを持たれることもあります。

自己啓発とは、自身の心と能力の成長に大きく役立つものです。ビジネスで成功したい、自分を変えたいと思っている方は、取り入れて損はないでしょう。

ただし、間違った自己啓発方法は、時間とお金の無駄になってしまいます。自身に合った正しい自己啓発方法に出会うために、自己啓発の基本について学びましょう。

目次

自己啓発とは?

ビジネスパーソンであれば、自己啓発という言葉を頻繁に耳にするのではないでしょうか。しかし自己啓発が具体的にどんなものか、きちんと理解している方は少ないようです。

自己啓発にこれといった定義はありませんが、啓発という言葉の意味は次の通りです。

  • 人が気づかずにいるところを教え示して、より高い認識・理解に導くこと
  • 無知の人を教え導き、その目をひらいて、物事を明らかにさせること

つまり自己啓発とは、自ら学ぶことで新たな視点を得て、今までと違うモノの見方ができるようになること。その結果、知識や能力が向上するだけではなく、他者理解や共感など、心の能力も成長することといえます。

この定義にあたる自己啓発ができるなら、本でもセミナーでもジョギングでも自己啓発に該当しますが、できない場合は自己啓発ではなく、あくまでスキルアップ・能力アップとなります。

例えば、数学の勉強をして方程式の解き方を身につけただけでは自己啓発にはなりません。「知識」や「自身の能力」は向上しても、視点が増えたとはいえないからです。しかし、数学を学び数式の美しさに気づいたことで、「数式だけではなく、芸術もデザインも美しいものはシンプルだ」と気づいたなら、新たな視点を得ているので自己啓発と呼べます。

自己啓発で向上する能力

「自ら学ぶことで新たな視点を得て、今までと違うモノの見方ができるようになる」自己啓発ですが、具体的に向上する点はどこなのでしょうか。ざっくりあげると、下記が当てはまります。

【心の成長】

  • 自信をつける
  • 悩みを払拭する
  • 無気力さからの脱出
  • 生きる目的を見つける
  • 自身の使命を知る

【能力の向上】

  • プレゼン力
  • 積極性
  • 協調性
  • 物事の真意を見抜く力
  • 問題解決力
  • 育成力

これは自己啓発で得られる能力の一部です。気持ちが前向きになり自信を持てるようになると同時に、克服したい問題への立ち向かい方が身につけられるため、悩みを抱えている方や方向性が見出せない方が自己啓発を取り入れています。

自己啓発における視点の増やし方

自己啓発において、新たな視点は「高さ・深さ・広さ・角度」などを変えることで手に入れることができます。たとえば、心理学の分野で有名な「ジョハリの窓」。サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが提唱した考え方です。

ジョハリの窓

人には「開放の窓(自他共に知っている自己)」と「秘密の窓(他人に隠している自己)」以外に、「盲点の窓(自分は知らないが他人は知っている自己)」や「未知の窓(自他共に知らない自己)」もあると二人は言いました。

人から言われて、自覚していなかった自分の才能や魅力に気づいたというのは「盲点の窓」に当たり、新たな視点を手に入れたことになります。

自他共に「留学してから性格が変わった」と思うのは「未知の窓」。異文化に接し、「これもありなんだ!」と価値観が変わり新たな視点を手に入れ、性格や行動が変わることもよくあることです。

自己啓発は意味ないのか? 得られる効果とは

「成功に自己啓発は欠かせない」という経営者は大抵、歴史のふるいにかけられた古典や人間学を自己啓発として学んでいます。中国古典の易経、論語、菜根譚や、日本でいえば武士道、学問のすすめ、論語と算盤など。著名な講演家や著者でいえば森信三氏、安岡正篤氏、中村天風氏などです。

その一方で、自己啓発に眉をしかめる人もいます。「うさん臭い」「意味がない」と思うのが理由のようです。

なぜ、自己啓発に対してそのようなネガティブなイメージがつきまとうようになったのか。理由は自己啓発本ではなく、自己啓発セミナーの始まりに起因します。自己啓発セミナーが日本で初めて行われたのは1977年のこと。海外企業がネズミ講のために開いたのがきっかけだとされています。

法的にも問題ですが、問題の本質は企業が受講者のプライベートな人間関係を営業に活用しようと考えたこと。友情や愛情をお金に変える営業スタイルが嫌われるのは当然です。いつの時代にも、お金では買えない幸福をお金に変えようとして失敗する人が一定数いるのです。

さらに、話題になった大人気バンドX JAPANのToshI氏の洗脳事件も、自己啓発セミナーによるものだと認識されています。洗脳の本質は考え方の強制・強要です。本来、自己啓発の価値は自発的な視点・考え方の変化であるにもかかわらず、指導者が受講者に視点の変化を強制・強要するのは本末転倒です。

自信を喪失した時や、悩みが大きすぎて押しつぶされそうになった時ほど、依存心が強くなりますが、そういう時こそ、自ら学び、気づくことの重要性を思い出すことが大切です。

自己啓発とは、

  • 自ら学ぶことで新たな視点を得て、今までと違う物の見方ができるようになること
  • その結果、知識や能力が向上するだけではなく、他者理解や共感など、心の能力も成長すること

この2つだと押さえていれば、人生を豊かに生きていく手がかりを得ることができるでしょう。

自己啓発の種類・手段一覧

自己啓発のやり方は、様々です。上でも触れた自己啓発セミナーを含め、一般的には次ような方法があります。

  • 書籍
  • 講演会
  • セミナー
  • ネットラジオ
  • コンサルティング
  • コーチング
  • カウンセリング

気づいた方もいるかもしれませんが、大半が「他人の話を聞く」というものです。視点を増やすには、自分にはない考え方や体験をもっている人に触れるのが一番早いからです。しかし、自己啓発の目的が新たな視点の獲得であるなら、やり方は上記に限ったものではありません。

例えば、野球少年がイチローのサクセスストーリーをテレビで見て、「ああ、イチロー選手は生まれながらの天才バッターではなく、練習を積み重ねた結果、天才バッターになったんだ。だったら、自分もストイックな人間になろう、そのために明日から毎日ひまな時間はバッティングセンターに行こう」と気づきや視点の変化が起きたなら、それも自己啓発です。

さらにいえば、ジョギングをしているうちに頭がスッキリし、悩みの解決策を思いついて、仕事がはかどるようになったのなら、これも自己啓発です。思い当たる方は、ジョギング中に自己啓発となる気づきが起きやすいのかもしれません。

気づく力が高まれば、日常で接するいろいろな出来事をきっかけに自己啓発が起きるようになります。専門家の話を聞かなければ自分を変えることはできない、というわけではありませんが、あなたと違う視点や体験を持っている専門家は自己啓発のきっかけを与えてくれる効果的な存在。独学の自己啓発より効果・効率が良いといえます。

自己啓発の成功へのステップ

自己啓発成功までのステップは、いくつか段階があります。まず第一に、「新しい考え方や意見にオープンになる」こと。今の考え方に固執していては、新たな視点を得ることはできないからです。

たとえば本を読んで、「あ、この著者は私が考えていたことと同じことを考えている」と自分の考えを自己肯定するのは自己啓発ではありません。同じ視点のままだからです。一方で、「確かにそういう捉え方もある」「この著者の意見、腹が立つけどその通りだよな」と思うのは自己啓発です。

自己啓発の成功は、一回本を読む、一回セミナーを受けるだけでたどり着けるものでありません。すぐには視点は変わりませんし、能力や心もすぐには成長しないからです。

刺激を受け閃き、時には反発したり、挫折しながら、再び刺激を受け閃く……と繰り返して成功をつかむものです。そのためにはある程度時間がかかることを理解して、取り組みましょう。

続いて、目的を明確にします。自己啓発において、非常に大切な部分です。自分がどう変わりたいのか、どのような能力を得たいのかを具体化し、そのために必要な本やセミナーはどんなものなのか、調べていきます。

たとえば、「どう変わりたいかわからないけど、とにかく今の自分が嫌だ」「どんな能力が欲しいかはっきりしないけど、とりあえず上司に怒られないようにしたい」というふうに目標が少し曖昧なら、「自分を変える方法」「上司に好かれる部下、嫌われる部下」「上司に評価される方法」や「職場の人間関係」などで検索し、それぞれの解決法を得られる本・講師を選ぶと良いでしょう。

そして最後に、得た知識を半年ほど実践することです。新しいスキルや習慣を身につけるには最低3ヶ月は必要です。あなたの行動が変われば、まわりからの評価も変わり、少しづつ自分に自信が持て、気持ちも前向きになっていきます。すると能力アップにも効果が見え、目標達成へのスピードアップもはかれるでしょう。

3つの中で一番大切なポイントは、行動を起こすこと。人は変化を嫌うため、ついつい知識だけ取り入れ満足をし、行動に起こすのは「そのうち」となってしまいます。先延ばしをさけ、自分を変えたいと思うなら、本やセミナーで学んだことをまずひとつ、その日のうちに実践していきましょう。自身に火をつけ行動を変えるために、同じ本・講師の元で学び変化した人の話を聞くのもモチベーション維持に役立ちます。

自己啓発をする際の注意点

自分自身を変えたいと思う方にとって、効果的な自己啓発ですが注意点もあります。

まず、一般的に自己啓発本やセミナーの主な効果は

  • 新たな視点や気づきを得られること
  • やる気やテンション、モチベーションが上がるなど、心理状態や感情が変化すること

の2つで、再現性のある具体的なノウハウやスキルを得たり、身につけることではありません。自己啓発セミナーの体験談が「受けてよかったです」「とてもタメになりました」など抽象的な内容が多いのは、そのためです。

結果、自己啓発で人生が変わった人は次のどれかに当てはまる傾向が高くなります。

  1. もともとスキルやノウハウを身につけており、モチベーションや気づきを得て行動したので成果が出た
  2. スキルもノウハウもないが行動力があるのでモチベーションが上がった結果、大量に行動し成果が出た
  3. それほど行動力はないが、得た気づきを一つひとつ地道に実践し成果が出た

自分がどのタイプに当てはまるのか理解したうえで、本を読んだりセミナーを受講すると効果を得られるでしょう。逆にいえば、自己啓発セミナーが役に立たないのは、

  1. 新たな視点や気づきを得られなかった場合
  2. それを実践しなかった場合
  3. 心理状態や感情の変化を持続させるスキルがない場合

です。1. の「新たな視点や気づきを得られなかった場合」は、講師選び、セミナー選びを間違えたということなので、受講目的をもう一度見直してみましょう。

あなたにとって、もっとも重要度が高いことは、

  • 目の前の課題解決には、具体的なスキルを身につけることが重要なのか?
  • それとも、新たな視点や行動のモチベーションを得ることが重要なのか?

を見極めたうえで、本やセミナーを選ぶこと。ここを外さなければ、大きなお金や時間をロスをせずに、自己啓発を人生に役立てられると思います。

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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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