自分なりの行動指針を考える

こんにちは、才能心理学協会・認定講師の澤田です。

自分がやりたいことを見つけたら、次はやりたいことをどのように実行するかです。

そのために自分の行動指針(姿勢)を考えましょう。

 

例えば、2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞したiPS細胞研究者の山中伸弥先生。

 

彼は少年のころから、NHKブックスの科学モノシリーズを読んで、「こんなすごい世界もあるんだ」、と研究者へのあこがれを持った人です。

 

徳田虎雄氏の著書や町工場を経営していたお父さんの病気、またそのお父さんからの勧めで、整形外科医の道を目指します。

しかし医師にも治せない病気や怪我を目のあたりにし、自分の能力の限界も相まって、なんとか治す方法を考えたいと、大阪市立大学大学院薬理学専攻に進路を変更します。

 

そこで初めて行った実験結果が、指導教官の先生が立てた仮説と違う驚きの結果。彼はその結果から3つのことを学びます。

 

一つ目は(実験で予想外の結果が出て)科学は驚きに満ちているということ、

二つ目は新薬や新治療法を準備なしに、いきなり患者に使ってはいけないこと、

そして三つ目は、先生の言うことをあまり信じない(自分で確認する)、ということです。

 

この3つの学びが山中先生の研究姿勢(指針)となり、がんの研究からES細胞の研究、そしてiPS細胞へとつながりました。変えるつもりのなかった研究テーマが予想外の実験結果からどんどん変わっていったのです。

 

やりたいことが見つかったら、次はそれを実行するためにはどのような姿勢、行動指針を立てるのか、そのことは才能を伸ばす上でとても大切だと思います。

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この記事を書いた人

精神科ソーシャルワーカーを経て、経理・総務・人事等の業務に従事後、2001年より計測器メーカー㈱サワダ製作所を経営、中小企業経営者のパートナーとして才能心理学、TOC、NLPを使った組織作り支援を展開。

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