一般社団法人 才能心理学協会 > 人工知能時代のハッピーな働き方 > 失業を楽しめる人が活躍する人工知能時代

失業を楽しめる人が活躍する人工知能時代

こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。

2014年から一番注目しているのがA.I.(人工知能)。ビジネスで活かせる才能開発をしているので、クライアントの今後のビジネスやキャリアを考える上で、A.I.が働き方に与えるインパクトは無視できないからです。

2年前からセミナーに来てくれている人にはよく話していますが、英国オックスフォード大学による「雇用の将来」という調査レポートによれば20年後、今ある仕事の50%はなくなります。実際にはもっと早いと私は考えています。

こういう話をすると 「仕事がA.I.に奪われる」 と不安を感じる人もいますが、その理由は仕事とお金が直結しているから。「仕事がなくなる→収入がなくなる→生活できなくなる」 と考えてしまうからです。

お金を稼ぐために働く時代が終わる

でも、私は違った考えを持っているので、A.I.が進化して、仕事がなくなる時代を楽しみにしています。それは自分でビジネスをしているからでも、独立してやって行く自信があるからでもありません。

私が思い描いている未来は、A.I.の進化によって、生きるために働く時代(お金を稼ぐために働く時代)が終わるという未来。

今年のダボス会議でも、ある学者が「完全失業社会を目指しています」と満面の笑みで話していました。この学者さんは「人を労働から解放する」ことを真剣に考えている人です。

お金を稼ぐために働く時代が終わるということは、お金の概念も変わるということ。たとえば、生活するために働く必要がなくなったしたら、あなたはお金が欲しいですか? 生活のために嫌な仕事をしている人なら、すぐ会社を辞めるでしょうし、生活できるならいらないという人もいるでしょう。

逆に、仕事が楽しくて仕方がない人は無給でも働きたいというでしょう。仕事をやめれば8時間ぽっかりと時間が空く。その時間、暇を持て余し退屈するくらいなら、好きな仕事をしている方がよほど充実するからです。

人生は時間。その時間がどんな感情や体験で満たされるのかが幸福度を決めます。同じ1時間でも楽しい1時間か、つまらない1時間かで1時間の価値は変わります。「生きる」ということを考えた時、これも健全な姿だと思うのは、私だけではないと思いますが、あなたはどう思いますか?

人工知能時代は、楽しみや遊びが仕事になる時代

人間は自分の能力を道具や機械を発明することで代替させ、発展を遂げてきました。そういう意味ではA.I.も道具の1つです。

昔は洗濯を川でしていましたが、洗濯板が出てきて、洗濯機が出てきて、主婦が洗濯に使う時間は劇的に減りました。結果、人生を楽しむための時間が増えました。

サラリーマンをしていても、自分の仕事を抱えて、自分にしかできない仕事を作る人より、誰でもその仕事ができるよう仕組み化・マニュアル化する人の方が評価されます。自分の代わりに人ができるようになるのか、ITや機械ができるようになるかの違いはありますが、基本は同じです。

その人にしかできなかったことをITや機械でもできるようにし、その仕事からその人を解放する。 解放された人は余った時間を次したいことに使う。 これが人工知能時代を楽しく生きる方法だと思います。

しかし一方で、洗濯することが自分の価値で、洗濯していなければ主婦として価値がないと思っていた人は、どう生きていいのか随分、悩んだでしょう。やることがなくなったからです。仕事を一人で抱える人も「この仕事ができる私に価値がある」と思っているので部下や後輩に任せられないという意味では同じです。これと同じことがすべての職業についている人に起きるのがA.I.時代だと思います。

つまりA.I.時代とは、やりたいことや楽しみを持っている人は人生をより豊かにできる時代。極端な言い方をすれば、遊びが仕事になり、遊びを通して才能が開花する時代です。定年退職後暇を持て余すのは圧倒的に男性なので、そういう意味でも女性が活躍する時代かもしれません。

お金と働き方の常識を見直そう

A.I.の進化によって、お金や働き方の概念はこれからの10年で激変すると思います。その時、今と同じ働き方、考え方では人生の楽しみも減ってしまうと思いませんか?

少なくとも、私たちの子供や孫たちが大人になるのはそんな時代です。その時に今の私たちの常識で、働き方やお金の使い方を教えていると、子供たちも人生を楽しめなくなる可能性が高い。今の大人は「お金を稼ぐために働く」働き方を卒業して、子供たちがワクワクするような新しい働き方を 見せてあげられるくらいになる必要があります。

しかし、現実は適応能力が高い子供たちの方から大人が学ばなければならないかもしれませんね。私の周りには子供を普通の学校に行かせるのをやめた親たちがいますが、彼らの子供を見ていると、その方がリアリティーが高いようにも感じます。

執筆者:
The following two tabs change content below.
北端 康良

北端 康良

理事長一般社団法人 才能心理学協会
才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。 「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。 著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界) プロフィール詳細はこちら
mautic is open source marketing automation