なぜ、自分の「最大の才能」を封印してしまうのか?

才能プロファイリングをすると、自分の才能を誤解していたり、見誤っている人に出会うことがあります。先日のセミナーでも、そういう人がいました。

彼らに共通しているのは、幼少期に親や周囲の大人から「ネガティブな評価」を受けた経験です。

その結果、「これはダメなんだ」「これはしてはいけない」と思い込み、本来持っている才能を無意識に封印する。その代わりに、次に得意な能力で努力したり、封印した才能とは真逆の能力を磨く努力を一生懸命していることです。

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才能を封印してしまうメカニズム

例えば、「周囲を巻き込む力」がずば抜けて高い子供がいたとしましょう。

みんなを集めて野球をしたら家の窓を割ってしまった、かくれんぼをしたら友達が池に落ちてしまった……。そんなことが重なると、周りから厳しく叱られます。

すると「人を巻き込むと、誰かに迷惑をかけてしまう。これはやってはいけないことなんだ」と思い込み、巻き込む力を封印するようになります。実際に、そういう経営者がいて、彼は「社員に無理をさせていないか・・・」とすごく気を遣っていました。

頭の中で「巻き込む=負担をかける」という図式になっていたからです。

また、「注意散漫」だと叱られた人もいるでしょう。 実はこの性質は、「周囲の変化を敏感に察知する能力」の裏返しです。変化に敏感なので、次々に飛び込んでくる刺激に注意力が移るわけです。

普通の人なら「情報が多すぎて疲れる」と無視してしまうような場面でも、彼らは瞬時に注意を切り替え、情報をキャッチし続ける力を持っています。

今なら、SNSで絶え間なく流れる投稿やユーザーの声を拾い上げ、いち早く「変化の兆し」を掴める人材として、才能を存分に発揮することもできます。

それなのに、いざチャンスを目の前にしても、「ここで飛びついたら、また『落ち着きがない』『集中力がない』と呆れられるのではないか」という不安がブレーキとなり、せっかくの鋭い感性を自ら押し殺してしまいます。

「苦手なこと」を頑張っても満足できない理由

過去の挫折によって才能を封印していると、人は「自分が最も得意なこととは真逆の能力」こそが価値あるものだと信じ込み、そこを目指して頑張ろうとしてしまいます。

しかし、苦手な分野でどれだけ努力しても、

  • 思うような結果が出ない
  • 結果が出ても、心からの満足感が得られない

という状態に陥ります。 なぜなら、そこにあなたの「本当のモチベーション」がないからです。

封印を解くための2つのステップ

では、どうすれば封印を解けるのでしょうか? 鍵は、「マインドシフト」と「行動習慣の書き換え」です。

1)マインドシフト

「これを使ってはいけない」という思い込みを、「才能の『喜ばれる使い方』を知らなかっただけ。これからは正しく使えばいい」と許可を出すことです。これだけで人生が激変する人もたくさんいます。

2)新しい行動習慣づくり

今は無意識に「才能にブレーキをかける習慣」になっています。それを意図的に逆転させましょう。

  • どんな時に、才能を抑え込もうとしてしまうのか?
  • その時、今はどんな行動(沈黙、回避など)を取っているのか?

この2つを特定し、「次は、その瞬間にあえてこの行動をとる」と、新しいルールに置き換え実行するのです。

最後に

この練習を繰り返せば、封印されていた才能は再び動き始め、開花していきます。

あなたの「短所」だと思っていることは何ですか? 実はそこに、あなただけの才能の種が隠れているかもしれません。

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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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