こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
昨日は新刊の共著者、笠井さんと打ち合わせでした。面白かったのは笠井さんが「お金を貯められない人の共通点は基準と目的がないこと」と言っていたことです。
貯金できる人は毎月の貯金額を決めています。たとえば毎月収入の2割を貯金する。この場合2割が基準です。貯金できる人は2割と決めたら2割を貯金する。1割と決めたら1割を貯金する。継続の力をしっかり活用します。
これは才能を伸ばすときも同じです。自分の才能を伸ばすために毎日、2時間この練習をする。そのために毎月3万円の予算をとってコーチをつけて指導してもらう。この場合、2時間と3万円が基準になります。
お金を貯められない人も、自分の才能を伸ばせない人も、共通するのは次の2点。
- 基準がない
- 決めた基準を守れない
あなたには基準があるでしょうか? まだないのだとしたら基準を作ることが第1ステップです。
才能についていえば、その基準はコア・コンセプト。人生でもっとも大切な価値観であるコア・コンセプトがはっきりすれば、
- 誰といるのが楽しいか?
- どんな仕事がやりがいがあるか?
- どの分野で自分の才能を伸ばしたいか?
- そのために日々やるべきことは何か?
- そのために時間とお金をどう使うか?
すべてが明確になるからです。
人生に正解はありません。特に今の時代は、誰もが自分らしい人生を生きたいと思っています。それはつまり、「自分で基準を決められる人が幸せになる時代」だということです。
あなたは自分の基準を持っていますか? その基準のままで 3年後、5年後も、充実感を感じられますか?
答えがノーなら、まずは自分の基準を作りましょう。