「好きを仕事にして稼げる人・稼げない人」の違いとは?

こんにちは、才能心理学協会の北端です。

昔、「銀行口座に1億円ないと落ち着かないんですよ」という人がいました。聞いたときは「世の中にはそんな人もいるのか」と不思議に思いましたが、才能の研究をはじめてから、「落ち着かない」と言っていた意味がわかったような気がします。

 

才能を活かした仕事やビジネスをしている人は、活かしていない状態が落ち着かない。もっと言えば、才能を使っていなければ「気持ち悪い」のです。

  • 物作りが得意な人は何かを作っていないと気持ち悪い
  • 体を動かすのが好きな人は、動かしていないと気持ち悪い
  • 研究者は何かを調べたり、発見がないと気持ち悪い
  • サービス精神旺盛な人は、人をもてなしていないと気持ち悪い

 

よく「好きを仕事にしよう」という話がありますが、好きなことを仕事にして稼げる人と、稼げない人の違いを観察していると、稼げる人は「好きなことをしていないと気持ち悪い」人です。一方で、好きなことで稼げない人は「好きなことをしたいけど、しなくても気持ち悪くない」人か、「しない状態に慣れてしまった」人です。

 

心理学では、人が行動するには2つの要素があると言われます。1つは快適欲求。より快適な状況、今以上の収入、今以上の楽さ、今以上の綺麗さ、今以上の効率性。もう1つが回避欲求。今の苦しみや辛さから逃れたいという欲求です。

 

たとえば、日本で「プロのサッカー選手になりたい」というは快適欲求ですが、ブラジルの子供達にとっては貧困から抜け出す手段なので、回避欲求でもあります。「マラドーナのような華麗なシュートを打ちたい!」というのも快適欲求ですが、「華麗なプレーができない自分=洗練されていない自分」なら、回避欲求でしょう。

 

一流の選手は、自分が思い描いている通りのプレーができなければ心底悔しがり、できるまで練習するものですが、それは理想とのギャップを感じた時、気持ち悪いからです。

 

つまり、好きなことで稼げるようになりたいと思うなら、好きなことをやめたとき「気持ち悪い」と感じるかどうか? ここが要チェックのポイントです。冒頭の1億円ないと落ち着かない人は、気持ち悪さを感じるので、お金を貯められるわけです。

 

それがお金の場合もあれば、味の場合もあれば、見た目の美しさの場合もあれば、お客さまの喜ぶ顔の場合もあるでしょう。何が基準かは人ぞれぞれ違います。

 

しかし1つのことを続け、才能を磨き、開花させる人は、快適欲求と回避欲求の2つの欲求が重なるポイントに「好きなこと」を見つけた人。逆に言えば、彼らは仕事を楽しんでいると同時に、楽しめていない自分に気持ち悪さを感じる人です。

 

同じことは誰にでも当てはまります。あなたがワクワクすること・好きなことは、やめれば気持ち悪さも感じることでしょうか?快適欲求と回避欲求の2つの欲求が重なるポイントに「好きなこと」を見つければ、あなたも才能を開花させることができるのです。

 

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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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