こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
先週、十数年ぶりにハワイに行ってきました。 今回は人に会うために行きましたが、余裕を持ってスケジュールを組んだのでオアフ島をドライブして周りました。
ハワイ、いい所がたくさんありますね。(笑)
今回はいろいろな収穫がありましたが、その1つがUber体験。 はじめて使いましたが、これが面白い。Uberアプリで目的地を入力すると、近くにいるドライバーが表示されます。 各ドライバーのアイコンには☆印で過去の乗客からの評価も表示され、どのドライバーを呼ぶのか客側が選択できます。
目的地につくとスマホ画面が切り替わり、ドライバーの評価を☆印で入力し、チップを払う画面になります。 これを見ると、一見の旅行客だからといっていい加減なサービスをするドライバーは仕事がなくなりますね。
加えて、Uberのシステムを利用すれば、ドライバーだけではなく客側も評価されそうです。 チップを弾んでくれる客なのか? ケチる客なのか? そのデータがずっと残るからです。
するとケチる客はUberで車を呼んでも、「このお客は嫌だな」とドライバーから思われて来てくれなくなるかもしれません。
働き方、お金の使い方がデータ化されると、それは私たちの信用情報に変わります。 その積み重ねが履歴書代わりになれば、嘘がつけない世界になる。 表面的な見せ方だけが上手になってもすぐにバレてしまいます。
ピンとこない場合は、Airbnbなど評価システムのあるサービスをぜひ使ってみてください。このことが肌で感じられるはずです。
最近はフィンテックやキャッシュレスという言葉がよく出てきますが、それは嘘のつけない世界の始まりかもしれません。
その観点から働き方を見れば、「本当は嫌な仕事だけれど、お金のために働いている」という働き方はできなくなる可能性も出てきます。
相手を喜ばせたいと思う人ほど、サービス精神も旺盛なもの。 そう思える仕事を選ぶことは、これからの働き方の最低条件になりそうですね。