国際規格の認証も才能を活かすことから

こんにちは! 才能心理学協会・認定講師で製造業の二代目経営者・澤田浩一です。

 みなさんはISO9001という言葉を聞いたことがありますか?

 ISO(アイ・エス・オーまたはイソ、あるいはアイソと呼びます)とは国際標準化機構という組織で、国際間の取引をスムーズに行うために共通の規格を設けることを目的としています。

身近な例としてはネジの規格や非常口のシンボルマーク、クレジットカード、フィルムの感光度などがあります。
(例えばデジタルカメラで露出を設定するときにISO2000とかISO4000とかありますよね。それもISOの規格で決められたものです。)

 

そのISOが定めた規格のうち、品質に関する規格をISO9001、環境に関する規格をISO14000と言います。

例えばISO9001であれば会社や事業所がその規格の認証を受けることで、「お客さんが満足できるレベルの品質を持つ製品やサービスを提供することができる仕組みをその会社や事業所は持っている」ということになります。

もちろん国際規格なのでISO9001の認証取得を受けることは海外からのお客さんにも認められます。
(ちなみに製品やサービスを提供する仕組みのことをマネジメントシステムと言い、ISO9001は品質のマネジメントシステムの規格ということになります。)

 

さて最近、そのISO9001が改訂されました。

どのように改訂されたのかについての詳細は本コラムの目的ではないのでここでは省きますが、今回の改定で認証を受ける会社や事業所は、「どのようなお客さんにどのような製品やサービスを提供したいのか、それを明確にした上で品質もちゃんと作りこんでね」という規格になりました。

 

今までは単にお客さんの求める品質を作るために「何をしたらよいのか、ちゃんと考えてね」ということから、「その前にあなたは何がしたいのかということをちゃんと明確にした上で品質つくりをしてね」という規格になったわけです。

それはとりもなおさず、経営者であるみなさんが「何をしたいか」を明確にすること。

 

「人を楽しませたい」
「人を助けたい」
「人を美しくしたい」
「美味しいものを作りたい」
「貧困を無くしたい」
「安全を守りたい」など、
みなさんが何をしたいかを明確にすることから始まります。

この流れは品質の規格のみならず、環境やセキュリティの規格にも及んでいます。

国際規格もこれからはみなさんが何をしたいかを明確にし、ご自身の才能を活かしていく観点から認証を受ける時代に移りつつあります。

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この記事を書いた人

精神科ソーシャルワーカーを経て、経理・総務・人事等の業務に従事後、2001年より計測器メーカー㈱サワダ製作所を経営、中小企業経営者のパートナーとして才能心理学、TOC、NLPを使った組織作り支援を展開。

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