「親にすすめられたから」
「親の期待に応えたいから」
「親のあとを継ぐのがあたりまえだから」
「親を喜ばせたいから」
「親を失望させたくないから」
こうした理由で、自分の進路や職業を決めてしまう人は、意外に多いのではないでしょうか。世の中にわが子の幸せを願わない親はいません。だからこそ、良かれと思って親の基準や価値観を子どもに押し付けてしまいがちです。
しかし、親心から生まれた進言が、ときとして「仇(あだ)」となることは残念ながら少なくありません。
親の価値観に阻まれて、せっかくの素晴らしい才能を封じ込めたり、あるいは自分の才能に気づくことさえないままの人生。親の気持ちをつい優先してしまうような親思いの人ほど、そうなる傾向が強いのです。
ある受講生は、幼いころから親の言うがままに生きて来ました。結果、特に大きな不満はないものの、「このままでいいのか」というかすかな焦りと不安をいつももっていました。
でも、才能心理学に出会い、自分自身の中の才能を発見したことで人生が一変!
やりがいのある仕事のおかげで楽しく充実した毎日を送り、多くの方から「ぜひ、あなたにお願いしたい!」と求められるようになり、気づけばいつも笑顔で過ごせるようになりました。 そして今、生き生きと働く彼女を見て、誰よりも喜んでくれているのは彼女の両親です。
実のところ親というのは、自分の言うとおりに生きるわが子の姿より、本来の才能を発揮して輝くわが子の姿を見る方が、何倍も嬉しいものなのだと思います。