こんにちは、才能心理学協会の北端です。
お正月休み、いかがお過ごしですか? 年末年始の間も、才能心理学コース・プログラムにお申し込みをいただき、残1席となりました。最後の一枠、どんな方がエントリーされるのか楽しみです。
さてお正月、年始の目標を立てた方も多いと思います。 私も、今年後半から開始するプロジェクトのために仕込みをしながらメルマガを書いています。
目標を実現するにはアイデアや能力も大切ですが、一番大切なのは相談できる人を持っていること。 私が今、一番やりたいことを仕事にできているのは、メンターやパートナーに恵まれたからです。
彼らはすでにこれから進もうとしている航路図を持っていて、必要な情報や知恵を与えてくれます。そういうアドバイザーがいるのといないのとでは、成功・失敗の確率がずいぶんと変わってきます。
そしてもう1つ。
目標を実現するのに大切なことは「相談の仕方」です。なぜなら、相談の仕方で、相手から引き出せるアドバイスの質が変わるからです。
たとえば、あなたが会社に勤めているとします。社内の状況を見ると、昇進は難しく、収入UPも難しそう。中には転職する人や独立をして収入UPを目指す人もいれば、肩叩きを食らわないように必死で頑張っている人もいます。
「収入アップを目指して転職や独立をするか」 、「それとも、今の会社にいるか?」 と悩んでいるとしましょう。 そんな時、したくなる相談の1つが
1.「どうすればいいでしょうか?」 という相談です。
私も昔、こういう相談の仕方をたくさんしましたが、実は、これは間違った相談の仕方です。 なぜなら、「丸投げ相談」になっているからです。 丸投げ相談の特徴は、あなたの「意図」がないこと。 意図というのは方向性のことです。
- この状況で収入アップを目指したいのか
- それとも安定を取りたいのか?
- 転職や起業をするために不安を取り除きたいのか?
- 隣の芝生を羨むのをやめて会社にコミットしたいのか?
この相談からはあなたが望んでいる方向性が見えない。 そこがこの相談の仕方の欠点です。
人は相談されると、自分の解釈で答えます。
「リスクを冒すのは危険だ」と思っている人は「余計なことは考えず、まじめに働けばいいんだ」と言うでしょうし、「チャレンジこそ人生だ」と思っている人は、「それは起業の絶好の機会だよ」と言うでしょう。
多くの人が相談すればするほど混乱してしまうのは、相談した人がみんな違うアドバイスをするからですが、本質的な理由は、あなたが方向性を決めていないこと。
「人生の方向性を決めていないと、情報に振り回される」
「方向性を決めれば、必要な情報を選択できる」
これはどんな人にも当てはまる法則です。
もし、あなたが転職や起業を決めていたら、「余計なことは考えず、まじめに働けばいいんだ」と言われても、「ありがとうございます」と言って必要なアドバイスをくれそうな別の人に相談しに行くでしょう。
自信のないこと、今までやったことのない分野については、誰かの力や判断に頼りたくなりますが、それだけでは夢や目標を実現することは難しいもの。
あなたは自分の望む方向性をちゃんと伝えた上で相談しているでしょうか?
夢や目標を実現したいなら「丸投げ相談」はやめて、自分の方向性は自分で決めてから相談する。これが夢や目標を実現するための第一歩です。
では、どんな相談の仕方をすればいいのか?
次回お伝えしますので、あなたも考えてみてください。