こんにちは、才能心理学協会の北端です。
昨日は、大阪で「時間とお金の使い方」セミナーを開催しました。今回は「時間とお金」をテーマにしたこともあり、参加者の半数くらいが経営者やコンサルタント、金融系の方でした。
私は、才能を磨くには「時間とお金の使い方」が最大のポイントになると思っています。才能を発揮している人は、仕事中もプライベートでも自分の価値を高められることに時間とお金を投資しているからです。
そして何よりも、彼らの最大の特徴は、「遊びながら才能を磨いている」ことです。
たとえば、私の先輩にグローバル企業でリーダーシップ研修をしている方がいます。海外でも研修をされる方なので、海外出張や旅行に出かけることが多いそうですが、そんな先輩が大切にしている習慣が1つあります。
それは旅先で建設現場を見たら必ず請負業者の名前を確認すること。日本でも、ビルやマンションの建設工事をしていると、看板があって請け負っている会社の名前が掲載されていますよね。
街の散策中、買い物の途中、移動の途中に建築現場を見れば、先輩は必ず確認して、「今、この国でどの建築会社が勢いがあるのか?」をチェックして、短時間で調べる。
すると商談に行った時に「今、建築業界では◯◯会社さんが勢いがあるみたいですね」と話題に出せる。すると担当者は「よく業界のことがわかっているな」と感心する。
この作業をする時間は、ほとんどかかりませんが、先輩はそうやって情報感度を高め、自分の価値を高めています。そんな人にとって、旅行、街の散策時間、買い物時間は、すべて「投資」に変わります。
才能を発揮している人を見て、興味深いのは彼らは仕事中もプライベートも、自分の価値を高める時間に変えているということ。それができるのは、興味や問題意識が明確だからです。
人は誰もが興味や問題意識を持っていますが、才能を活かしたキャリア・ビジネスを築くには、「その興味や問題意識が、自分の才能や仕事につながっているかどうか?」がポイント。
「才能が9割」という本の中で、コア・コンセプトという考え方をご紹介したのは、興味や問題意識を言語化して、コア・コンセプトを作れば、仕事中でも、プライベートでも才能を自動的に磨ける仕組みを作れるようになるからです。
本やセミナーを読んでも、お金の支出が増えるだけで、収入が上がらないのは「学びが、自分の才能や仕事、収入につながっていない」からです。
・旅先での経験
・ショッピングの経験
・セミナーや本での学び
・家族や友人との会話
こうしたプライベートタイムが、才能・仕事・収入に「直結する仕組み」を作っている人は、毎日、楽しく過ごしているだけで、どんどん才能が開花していきます。
スケジュール帳やレシートを見て、あなたが使っている時間とお金が、才能・仕事・収入につながる流れができているかどうかチェックしてください。そうすれば、何を変える必要があるのか? どこは今のままでいいのか明確になるはず。
そうすれば、「遊びながら才能を磨く習慣」を身につけることができます。
今回は、「直感力が才能をキャリア・ビジネスに活かす時に不可欠な理由」をお届け戦でしたので、次回シェアーしたいと思います。