行動だけで終わる人v.s.結果も手に入れる人

こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
先週の習慣zoomセミナーで、「今年は想定外のお客さんがきて、対応に大変だった」という人がいました。

来年に向けて、どんなお客さんが来ても対応できるようもっと体力をつけたい。だからスポーツジムに通い始めたので習慣化したいという話でした。

ジム通いを習慣化する方法を一通りアドバイスした後、少し引っかかることがあったので、話をよくよく聞いてみると、彼が心底サポートしたいのは、想定外のお客さんとは違うタイプの人でした。

彼が顧客対応に疲れ、「ジム通いをしよう!」と思った本当の理由は、体力的な問題だけではなく、「相性の合わないお客さんとの精神的ストレス」でした。

そうなると話は変わります。ジムで筋トレに励んで体力をつけたとしても、想定外のお客さんが今の2倍来たらどうなるでしょうか?

またストレスが増えてさらに筋トレが必要になり、悪循環に陥ってしまいます。このまま1年頑張って行動してジム通いが習慣化できたとしても、望む結果を手に入れることはできません。

他人のことなら問題解決の本質がズレていることにすぐ気づけるものですが、自分のことになるとなかなか気づけないもの。原因は「無意識の考え方のクセ」なので、自覚しにくいからです。

結果を手に入れる人の考え方は「”やりたいこと”のための”やらなければならないこと”を実行する」です。

主:やりたいこと
従:やらなければならないこと

行動だけで終わる人の考え方はとにかく「”やらなければならないこと”を実行する」。To Do Listがやたらと増えている人は要注意です。

「やりたいこと」のための「やらなければならないこと」ならやり抜くことができます。しかし、「やりたくないこと」なのに「やらなければならないこと」は大抵挫折します。

彼の場合でいえば、想定外のお客さんの対応は本当はしたくはない。でも、真面目な人なので、「なんかとしなきゃ!」と思い、

1)ちゃんと対応できる自分になるべき
2)体力作り
3)ジム通いの習慣づけ

という解決策になっていました。

真面目な人ほど「やりたいこと」を忘れて、「やらなければならないこと」にフォーカスしすぎる傾向があるので、思い当たる人は注意してください。

問題の渦中にいると混乱してしまいがち。だからこそ方向性を見失わないように「ゴール設定」が重要です。

その習慣を身につけることは真の願望につながるのか?
「なりたい自分」になれる習慣になっているのか?

彼の場合なら、スポーツジムでのトレーニングを習慣化するより、想定しているお客さんが増えるアイデアを日々考えアウトプットする「発想力&実行力の習慣化」の方がよほど「なりたい自分」に近づけます。

今の習慣は夢や目標につながっているでしょうか?
ここをしっかり押さえいきましょう!

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この記事を書いた人

才能 プロファイラー/才能開発コンサルタント。
「クライアントを経済的・精神的に最も豊かにする才能開発」がモットー。
著書「才能が9割 3つの質問であなたは目覚める」、「自分の秘密 才能を自分で見つける方法」(経済界)

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