こんにちは、才能心理学協会の北端康良です。
「将来のことを考えると、お金のことが不安」
サラリーマンやフリーランス、経営者、専業主婦にかかわらず、そう思う人が増えています。年金の受給年齢が引き上げられ、非正規雇用の数がどんどん増え、独身世帯の増加をみると、よほど自信のある人でなければ誰だって不安になります。
では、そんな状況でどうすればお金の不安から自由になれるのか?
実は誰にでもできる方法があります。あなたがお金の不安を感じているとしたら、その原因は何だと思いますか?それは定年制です。正確に言えば、定年制に合わせたライフスタイルで人生設計をしていることが原因です。
たとえば60歳で会社を辞めなければいけないとしましょう。平均寿命を80歳で考えると、男性なら 残り20年分の生活費を60歳までに貯める必要がある。女性なら28年分の生活費を60歳までに貯める必要があります。毎月30万円の生活費が必要なら、
男性の場合:30万円×12ヶ月×20年=7200万円
女性の場合:30万円×12ヶ月×28年=1億80万円
生活費や年金によって金額は変わりますが、こうしてみると心理的に重い金額かもしれません。しかも平均寿命以上に生きるかもしれないと思うと、計算不能になり不安だけが増えていきます。これがお金の不安にとらわれてしまうカラクリです。
しかし、これは定年制という、ある年齢で仕事を辞めるという前提の話。その前提で考えると、「定年で仕事を辞める→収入がなくなる→お金の不安」になりますが、定年がなく、働き続ければ、「仕事を続ける→収入がある→お金の不安はない」という図式に変わります。
ライフスタイルをこの図式に変えればお金の不安は消えてしまいます。寿命がのびている今の時代、ある年齢で仕事を辞める定年制は合わなくなっているのです。
定年制(ある年齢で仕事を辞める)は誰かが作った制度。平均寿命が延び、ライフスタイルが変わっている今、それに合わせて生きなければいけない理由はありません。実際、仕事好きな人は与える喜びを毎日仕事で感じているので、一生働きたいと思っています。面白いのは「お金の不安がない」と思っている専業主婦の方(つまり今働いていない)は、働くことに躊躇のない人です。
誰にでもできるお金の不安を消す方法。
それは「ずっと働ける自分になること」です。そしてお金に困らない人は、自分の才能・強みを知り、活かし方を知っている人です。
自分の才能、強み、魅力、売りがわかり、相手に伝えることができれば、会社やお客さんに選んでもらうことができます。選んでもらえれば仕事に困らず、収入も高くなるのでお金にも困りません。
時代が変われば、働き方も変わります。
才能を見つけて活かせるようになった方がいい理由、そのための自己投資がリターンを生む理由は、自分の価値を高めれば、お金に困らない生き方につながるからです。