こんにちは、才能心理学協会の北端です。
前回は、夢や目標を実現するためにやってはいけない「間違った相談の仕方」をご紹介しました。 具体的には「◯◯な状況なのですが、どうすればいいでしょうか?」という丸投げ相談です。
アドバイスはあなたの方向性が決まって初めて役立つもの。方向性が決まっていなければ、アドバイスをもらえばもらうほど、混乱するだけですし、あなたのための時間を割いてくれた相手も徒労に終わってしまいます。
では、どんな相談の仕方をすればいいのでしょうか?
2.「◯◯な状況で、◯◯しようと思うのですが、どうでしょうか?」
これならあなたの意図を伝えた上で、経験ある人から意見やアドバイスをもらうことができます。すると相手も「ちゃんと自分でも考えているんだな」と思ってくれます。
相手が「それはいいね!」と言えば、成功の確率は高いと言えますし、「それはやめといたほうがいいよ」と言うなら、リスク対策が必要です。
しかし、この相談のもったいないところは相手の知恵と経験を100%引き出せないところ。たとえば、
3.「◯◯な状況なのですが、あなたならどうしますか?」
こんなふうに相談すれば、相手の知恵と経験を100%引き出すことができます。特に、相談できる時間が短い時に効果的な方法です。
2の相談は自分の頭で思いつく範囲で考えた答えについての相談ですが、3の相談は、相手の経験から最高の知恵を引き出すもの。経験豊富な人の頭を借りたほうが、より良いアドバイスを引き出せるものです。
ただし、3にも問題が1つ。
「才能の源泉」が異なれば、そのアドバイスを活かすモチベーションが湧いてきません。ですので、あなたの「才能の源泉」に合ったアドバイスかどうか、見極める目を養うことが必要です。
※詳しくは「才能が9割」P206参照
最終的に大切なのは自分で判断、決断し、行動することです。 相談したのは自分ですから、頂いた時間に感謝して恩返しすることはとても大切です。
人と人が簡単につながれる世の中だからこそ、こうした態度で人間関係を作っていく人は、ますますチャンスを手に入れていくでしょう。
【まとめ】
(×)丸投げ 「◯◯な状況なのですが、どうすればいいでしょうか?」
(△)自分の範囲 「◯◯な状況で◯◯しようと思うのですが、どうでしょうか?」
(◯)相手の知恵を借りる 「◯◯な状況なのですが、あなたならどうしますか?」
【いいとこ取りの相談の仕方】
「◯◯な状況で、◯◯しようと思うのですが、どうでしょうか?」
「あなたならどうしますか?」「それはなぜですか?」
この相談方法を使って2015年を飛躍の年にして下さい。