GW中に読んだ一冊。
「ぼくがジョブズに教えたこと――「才能」が集まる会社をつくる51条」
今は、どの企業も才能ある人材を集めるのに必死です。競争が激しくなる世の中で、お客様に選ばれる会社作りだけではなく、「人材に選ばれる会社作り」が急務になっています。
人材をひきつける方法は色々ありますが、シンプルに言えば、彼らが「働きたい」と思える会社作りをすることがポイントでしょう。
モノからコトに豊かさの価値観が変わったということは、「働きたい!」と人材が感じる価値基準も変わっているということ。採用活動も、モノ売りではなくコト売りに変えている会社は才能ある人材を集めています。
給料や労働時間だけではなく、
「この会社にいれば、どんな経験ができるのか?」
「どんなキャリアやライフスタイルを確立できるのか?」
未来のライフスタイルを感じさせる会社は、才能ある人材が殺到します。
そのためには、経営者自身が、理想の未来を語り、魅力的な働き方、生き方を見せる必要があります。
「あの人と一緒に働きたい!」
才能ある人材がそう思えば、他の条件は、究極どうでもよくなるからです。
リーダーとは、いつの時代も理想を追いかけるもの。社員も人材も、その理想についてくる。あなたは、周りの人がワクワクするような夢やビジネスを語っているでしょうか?
社員や人材は、あなたの言葉から「理想の未来」を垣間見るのです。