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60歳でデビューした同時通訳者から学ぶ才能開花の方法

こんにちは! 才能心理学協会・認定講師で協会最年長の澤田浩一です。

 現在、会社を経営していますが、それまでは3年ほど外資系の会社にいました。
そのとき苦労したのが実は英語の聞き取り。

 今でも苦手で、わかる人の英語はわかるのだけど、わからない人の英語は全然聞き取れない。 
それでコミュニケーションがまったく取れない!

今は英語も使わなくなって、ますますその傾向は強くなり英語力も錆びついている感じです。

 

今日、ご紹介したいのは私と同じように英語が苦手だったのだけど、私とは真逆に定年後にフリーランスの同時通訳者になり、バリバリと英語を使って活躍している田代真一郎さん。

 

 

田代さんはもともと蒸気タービンの設計をされていた方で、海外出張に初めて行った30歳のころは、英語が苦手だったそうです。
仕事の関係で英語が必要になっても、英語が聞き取れず話せない。
外国人と二人だと間がもたない状態だったそうです。

その彼が英語の能力を伸ばしたのが50歳になったとき。

当時勤めていた自動車会社が外資の傘下に入り、そこでまた英語を使うようになりました。

 

そのとき田代さんが取った方法が、会議への入念な準備。

エンジニアとしての知識、経験は豊富にありますから、会議の席上、議題について英語で説明できるようにイメージトレーニングをして入念に準備をしたそうです。

そしてその繰り返しで田代さんの英語の実力は身に付きました。

 

中高年からの才能開花は、いままでの知識や経験の掛け算です。

田代さんの場合は、技術者としての経験・知識と30歳からあきらめずに続けてきた英語のスキル。
(英語をあきらめなかったのは、海外出張のときに英語が通じず、「もう二度とあんな思いをしたくない」と思いから地道に続けてきたからだそうです。)

 

そして同時通訳者になったのは、55歳のときに近所の友人から通訳学校の存在を聞いて通い始めたのと、定年を迎えて国際会議に通訳者としてデビューしたことがきっかけです。

 

才能心理学では、才能が開花するには8つのステップがあると言っていますが、その中で才能が開花した後に訪れるのが「手放す」というステップ。

開花した才能を手放すことで、人はまた新たな才能を見つけ、その能力を磨き、活かしていきます。

田代さんの場合はエンジニアとしての才能を、定年退職を迎えることで一度手放し、そして同時通訳者という新しい才能を開花させました。

定年を迎えるまで「通訳」という職業に特に関心はなかったと田代さんは言います。

 

長寿化社会は幾度も自分の才能を手放し、また見つけて活かすという才能開花のサイクルを回していく時代だと言えるでしょう。

執筆者:
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澤田浩一

澤田浩一

認定講師一般社団法人 才能心理学協会
精神科ソーシャルワーカーを経て、経理・総務・人事等の業務に従事後、2001年より計測器メーカー㈱サワダ製作所を経営、中小企業経営者のパートナーとして才能心理学、TOC、NLPを使った組織作り支援を展開。 才能心理学「無料動画セミナー」の登録はこちら
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